転生!
「脱出方法があるなら有難いが、じ実はなあと100年と経たずに我の魔力は底をつく所だったんだ。魔素は漏れ続けておるし」
「ちなみに切れたら?」
「たいしたことは無い、朽ち果てるだけのことよ」
「いや、結構な大事なことを自覚してる?」
【そ、そうか。長い孤独の後に朽ち果てるだけっかぁ。うん、試してみるか大賢者。『捕食者』で無限牢獄を捕食しろ。】
スライムさんの手が無限牢獄に触れる
【そう簡単にはいかないかー。】
「無理であろう?」
【うーん、どうにかならないか?】
「おい、自分のスキルとばかり話するでない」
~10分後~
私とヴェルドラさんは話し込んでいた
「気をつけろ、お前は非常に珍しい種族だからな」
「わかりました」
【大賢者と捕食者で解析すると!】
「いきなりどうしたの?」
「それは面白い。是非やってくれ!お前に我の全てを委ねる」
【そんな簡単に信じてもいいのか?】
「無論だ。ここでお前達が帰って来るのを待つよりも3人で無限牢獄を破る方が面白そうだ。」
「私は何もできないけどね」
【じゃ、じゃあ。今から『捕食者』で】
「ちょっと待て、その前にお前らに名前を付けてやろう。お前達も我に名をつけよ。」
【はぁ?】
「え?」
「同格と言うことを魂にきざむのだ。人間で言うファミリーネームみたいなもんだが我がお前達に名付けるのは加護になる。お前達はまだ名無しだから名持ちの魔物の仲間入りができるぞ」
【名持ちの魔物か、いいな!】
「私にもつけてくれるの?」
「勿論だとも。かっこいい名前を頼むぞ!」
【そっちもな】
「私女性だったから可愛い名前だと助かるよ」
「我に任せたまえ!」
~5分後~
【あ!テンペスト!テンペストなんてどうかな?】
「なにぃいいいい!!!!テンペストだとぉ?」
【ダメか?】
「素晴らしい響きだ!!今日から我はヴェルドラ・テンペストだー!!」
【気に入ったのかよ】
反応がデカイね。
「良かったねー。」
「そしてお前にはリムルの名前を与える。そしてお前はサーナ」
【リムル、悪くないな。】
「私もこの名前貰えて嬉しいです!」
「リムル=テンペスト。サーナ=テンペスト。と名乗るが良い。」
名前が魂に刻まれると私の力が増したような感じがした
【俺はリムル=テンペスト】
「私はサーナ=テンペスト」
そして!
「「ヴェルドラ=テンペスト」」
【じゃあ、今から食うけどさっさと無限牢獄から脱出して来いよ。】
「ふふふ、任せておけ。そんなに待たせずにお前達と合間見えようぞ」
【よし、ユニークスキル『捕食者』!! 」
するとリムルの体は無限牢獄を覆い、元のスライムに戻った。
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