ハーメルン
宇宙戦艦ヤマト外伝 "BLACK BAD BUTCH"
第14話「激闘❗️「シリウス宙域会戦」後編」
山南「うむ、それでは我々が地球へ帰還しても全く意味がないという事になるな。」
タクロー「はい司令。我々も何度も通商破壊を実施し敵地球占領勢力の弱体化を図りつつ地球圏内縁への偵察を行い様子を伺ってはおりますが、まだ帰還するまでは...それに味方が生き残っているかも不明です。」
山南「う〜ん...。我々第7艦隊は≪ヤマト≫に合流しようと思う。」
タクロー「≪ヤマト≫に...ですか❓この艦隊の足なら充分追いつけますが...。」
山南「いくら≪ヤマト≫率いる艦隊が強化されたと言っても今回の相手は荷が重いと思ってな。それに我々の艦隊は長期遠征を前提としている。足を引っ張らないだろう。」
タクロー「はい、それはもちろん...。」
山南「それだけではない。先ほどの戦いとその指揮ぶりを見て分かった。君の艦隊は名前通り戦略戦術ともに実に優秀だ。本当なら君達にも来てもらいたいものだが、地球圏にも【デザリアム】に対する力が必要だ。なんとかここで踏ん張って戦い続けて欲しい。君達にも"希望"になって貰いたい。」
タクロー「...分かりました司令。第99特殊戦略戦術機動打撃群と第440独立機動防衛艦隊は地球圏に留まり抵抗活動を続けます❗️」
タクローと山南は共に敬礼を交わす。タクローは「うわぁ〜引き受けるって言っちゃった〜。でもうちの艦隊はまだまだ第7みたく外洋での活動に向いてなさいのは事実だし、ぼちぼちやってくしかないか。補給の事もあるし地球圏の【デザリアム】を弱体化させつつ内縁に戻り味方を探す事も本気で考えないとな(汗)」と内心ヤベーこと頼まれたなとヒヤヒヤしていたのは内緒である。
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