ハーメルン
宇宙戦艦ヤマト外伝 "BLACK BAD BUTCH"
第3話「11番惑星の激闘と潜んでいた脅威」
第11番惑星
第99特殊戦略戦術機動打撃群
旗艦 戦略指揮戦闘空母デア・エクス・マキナ所属
戦闘攻撃飛行隊"シャドウ・バンガード"
飛行隊長:ザビネル・シャルマーニュ(コールサイン:"SVリーダー")「"SVリーダー"よりSV隊及びDT(ダーク・タイガー)隊各機、まもなく交戦宙域に入る。パトロール艦"ペネムエル"の救助が優先だ。突如活動を再開したカラクルム級が群がってるらしい。そいつらを排除してペネムエルを救うぞ。」
セシリア・ローナ(コールサイン:SV2)「早く向かいませんと❗️あれから時間が経ち過ぎてるわ‼️」
シブキ・アノウナ(コールサイン:SV3)「そうだな、相手はあのカラクルムだしな。」
新生BBB戦隊総旗艦"デア・エクス・マキナ"に属する航空隊"シャドウ・バンガード"と"ダーク・タイガー"の計12機のコスモタイガーⅡは艦隊に先んじて味方パトロール艦の救援に向かっている。「カラクルム級、突如活動を再開❗️」の報を受けてから時間が経っておりその安否が心配な所だ。
ザビネル「ッ❗️いたぞ❗️2時の方向下方だ❗️」
隊長のザビネルが言った方向に目を向ける他の機のパイロット達。そこにはカラクルム級数十隻からの攻撃を受け艦首の波動砲口や第二主砲塔、魚雷発射管の一部が抉られ、左舷(正面から見て)のコスモレーダーアンテナが欠損し船体各所に大小様々な穴が空きながらも残った第一/第三主砲や前甲板のVLSで応戦するペネムエルの姿があった。
ザビネル「仕掛けるぞ❗️先に我が隊が先頭のをやる❗️DT(ダーク・タイガー)隊は後方から攻撃しろ❗️続けッ‼️」
そう言うとザビネルの"シャドウ・バンガード"隊は一番槍に飛び出しカラクルム級に猛禽の如く襲い掛かった。
新生BBB戦隊
旗艦:戦略指揮戦闘空母"デア・エクス・マキナ"
CIC(戦闘情報センター)
栗梶「艦長、"SV"及び"DT"両隊がペネムエルを発見、交戦開始しました。」
多田部「そうか、間に合った様だね。」
その頃、旗艦マキナでは多田部艦長たち艦橋クルーがCICに移り戦闘の経過をパネルで見ていた。
金田「しかし、あれだけ攻撃を受けてよく持ち堪えましたなペネムエルは。」
多田部「波動防壁を常時展開せず直撃しそうなのだけに展開して消費を抑え当たっても航行に支障出ない所は展開せずに節約していたんでしょう。でなければあの数であの攻撃を受ければ10分と保たなかった筈です。」
アンドロメダ級やクラスD(ドレッドノート級)の戦艦クラスならともかく巡洋艦/パトロール艦そして護衛艦/駆逐艦の様な小さな艦艇ではそれに比例して波動エンジンも小型で出力が低く波動防壁の展開時間も戦艦クラスに比して短い。それ故に常時艦体の周囲に展開し続けさらに攻撃を受け続ければあっという間に飽和状態に陥り防壁は消失してしまう。それを防ぐ為の芸当をやってのけ生き延びているのはペネムエルの艦長の経験の豊かさの証明だ。
多田部「プロケルの方に向かった"バイオレット・バンガード"隊は❓」
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