ハーメルン
【本編完結】コントラクト・スプラウト ~ おじさんでしたが実在合法美少女エルフになったので配信者やりながら世界救うことにしました ~
12【非常事態】パンツが無いから
考えるまでもなく当然だろう。未就学の子どもでも常識として弁えているだろう。むしろ何故
そ
(
・
)
の
(
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)
こ
(
・
)
と
(
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)
に思い至らなかったのか、我ながら疑問だ。もはや抜けているとかそんな次元じゃないと思う。
お
(
・
)
れ
(
・
)
が
こ
(
・
)
う
(
・
)
な
(
・
)
る
(
・
)
前にも
烏森
(
かすもり
)
宅の風呂場を借りたことはあるが、そのときはちゃんと替えの下着を持参していた。当然だ。
原稿合宿のときも当然、数日分の下着とタオルと洗面用具は持参していた。週末の宅飲みからの寝落ちからの翌朝シャワー拝借の際も、最低限替えの下着類は持ってきていた。当然だ。
『お泊りセット』などと言うほど大それたものでもないが……丸めて纏めてポーチの一つに収め、ついでに髭剃りと洗顔フォームをねじ込んだ『お泊りポーチ』とでも呼ぶべきものを、浴室を借りる際にはいつも持ち込んでいた。……当然だ。
だが……今回は。昨晩は。
夢うつつの状態で配信を終え、縋るような気持ちで
烏森
(
かすもり
)
に連絡を取り、コートを羽織り財布とスマホと鍵のみを引っ掴み、原付に飛び乗って飛び出してきた。
お泊り定番の『お泊りポーチ』を持ってきた記憶は無いし……そもそも頼みの綱の『お泊りポーチ』に収まっている下着は、当然
以
(
・
)
前
(
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)
の
(
・
)
お
(
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)
れ
(
・
)
の
(
・
)
下
(
・
)
着
(
・
)
なわけで。
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