24.解り合えたと思う瞬間こそ最大の誤解である
「いや、俺ただの事務員すよ!?」
そんな彼らの会話に助け船を出したのは相談役だった。
「すまないハッシュ。私からも頼む。今回の計画は長期かつ荒事前提だ。どうしても医者がいる」
するとハッシュは今までの狼狽が嘘のように顔を顰めつつも同意する。
「クベさんに頼まれたら断れないじゃないですか。いいですよ、やります、やればいいんでしょ?」
世の理不尽を感じるフレデリックだった。
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