ハーメルン
ランボー / 怒りのメスガキわからせ
女の子とまともに話せないとか、ザコすぎ。





「――――いらっしゃいませ、()()()()()()()()

 半ば強引に連れられて来たジョン・ランボー。
 彼が店に入って最初にかけられた言葉が、これである。

 いま眼前にいるのは、ピンクのフリフリスカートが可愛らしい、小さな小さなウェイトレスさん。
 だが彼女は赤いランドセルを背負っており、何故か上半身には()()()()()()()()()を着ている。
 とてもマニアックというか……背徳的なコスチューム。なんか見てはいけない物のような気がする。

「お席にご案内します、ちんぽのお客さま。
 キツエン席もございますが、いかがなさいますか?」

 ちなみにここは、メスガキシティにあるファミレスちっくな店だ。
 ローティーンの女の子向けファンシーショップを彷彿とさせる、カラフルで夢いっぱいな装飾がなされている。
 いたる所に星だの、ハートマークだの、クマさんだのが散りばめられ、壁紙などはその大部分がピンク色。

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