ハーメルン
アプリ産です。通っていいですか?
君が僕を呼ぶのなら、押し通るよ。


『オッケー、みんな準備はいい?』

『はーい。』

 ボクたちが返事をした後に懐からあるものを取り出す。それは注射器だった。

「ひぃ!?待って待って!なんでみんなお注射持ってるのー!!」

『みんなで注入するなら何を使うって相談したら満場一致で注射器になった。』

「なんで!?ワケワカンナイヨー!!」

『次にボク()が目覚めた時は今までよりはるかに身体の能力値が向上しているはずだから頑張って慣らしてね?じゃないと最強を体現したあの子に勝つことなんて夢の夢だからね?』

「それは分かったけど!せめて飲み物とか、そうだ!はちみーとかに変えようよ!それならこの人数分でも頑張れるから!」

『あくまでイメージだから痛みとかないよ。あとあの子と接触できるボク()が妬ましいからちょっと嫌がらせも含んでる。と言うことでみんなよろしく!あ、あと確実にこの世界だと向上した能力値的にドーピングを疑われるから対策も考えといてね。』

『『『それじゃあ、行っくぞー!!!』』』

「わ、わ、ワケワカンナイヨー!!!」







「テイオーちゃん!?テイオーちゃん起きて!!」

「ふぁ!?あ、マヤノおはよう。」

「おはよう、テイオーちゃん。女の子がしちゃいけない顔で寝てたけど大丈夫?」

「うん、ちょっと凄い夢を見ただけだから大丈夫だよ。」

「そっか、マヤはトレーニングがあるからもう行くね?」

 マヤノがドアを開けて出て行く。ボクも着替えようと立ち上がって一歩踏み出して、前までの違いに驚愕した。

「一歩歩いただけでこんなにも違うんだ。レースまでには慣れないと……」

 それでもあの子に追いつけるかもしれないと思うとワクワクが止まらない。

「待っててね、今度こそ君の手を掴んでみせるから。」

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