ハーメルン
内惑星艦隊の奮闘
各国の護衛戦艦・独自艦


護衛戦艦アリゾナ級

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第一次護衛戦艦建造計画において北米管区(旧アメリカ合衆国)が最初に完成させた記念すべき護衛戦艦。

護衛戦艦であるにもかかわらず、その設計上の性能は主力戦艦であるドレッドノート級(以降D級と呼称する)をはるかに上回るばかりかBBY-01ヤマトに匹敵するほどだ。

その背景には偉大なアメリカを取り戻したいという北米管区上層部の思惑もあったが現場は露知らずで『この艦で地球を守るんだ!』『あのヤマトに恥ずかしくない戦いをするぞ!』ということのみ考えていたのでさしたる問題にはならなかった。

設計段階でD級やアンドロメダ級、ヤマト級の設計を各所に取り入れたので量産性はD級に近くなり、機関出力はアンドロメダ級に、耐久性はヤマトに匹敵した。

しかし、金剛型(北米管区呼称ではロングビーチ級)以降主力戦艦の設計・建造を行ってこなかったつけがここで悪い方に影響した。

一番艦アリゾナの建造中に開発された格納式パルスレーザー砲塔を煙突部に無理やり搭載するという暴挙をやらかしてしまい、そのまま満足な試験なしでイスカンダル星救援作戦に参加。その終盤のイスカンダル星沖海戦において煙突部パルスレーザー砲台と呼ばれていたそれは射角の問題から満足に撃てずに戦局どころか戦闘の勝利にほとんど寄与しなかった。

これを受けたアリゾナ初代艦長のアイロ・ウミノは帰還後すぐに建造を担当していた技師たちの元に殴り込んで煙突部の設計を担当していた技師と上層部に苦情を入れた結果、二番艦『ペンシルバニア』以降の艦には煙突部格納式パルスレーザー砲台の搭載はなしとなりVLSを採用することとなった。

なお、アリゾナも帰還後にアイロが苦情を入れた結果、VLSに戻された。

<兵装>

・40.6㎝三連装陽電子衝撃砲×三基


・30㎝三連装陽電子衝撃砲×二基


・四連装対空パルスレーザー砲塔×六基


・煙突型固定式パルスレーザー砲台


・艦首特型波動砲


垂直発射型対空ミサイル発射管×八基 (左右に四基設置)


・魚雷発射管…各所に多数


〔同型艦〕

・二番艦 ペンシルバニア

・三番艦 アイオワ

・四番艦 ミズーリ

・五番艦 ニュージャージー

・六番艦 ウィスコンシン

・七番艦 ケンタッキー

・八番艦 イリノイ



護衛戦艦アリゾナ改級 モンタナ級戦艦

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アリゾナ級護衛戦艦の拡大発展型として計画・建造された超戦艦である。もともとは純粋にアリゾナ級の拡大型として建造する予定だったが日本が防衛軍艦隊総旗艦として春蘭級の建造を開始しているのとアンドロメダ級の増産を検討しているという話を聞き慌てて拡大発展型に変更したという。

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