7日目 誰かの想い
リリィへ。
村長殿の腹の肉の間に日記を隠すのはやめなさい。村長殿、ちょっと困ってたぞ。悲しそうに笑いながらおずおずと日記を渡された私の気持ちを、どうか想像できるようになってほしい。
──結局あの本何が書いてあったの? 純粋に興味あるんだけど。
──割とエグめの自作官能小説だそうだ。
──そうか、それ故に隠し方が良かったから形が残っていたのだな。
──そこなの?
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