第1話 オレが魔物ハンターで仮面ライダー
レイトから飛電ゼロワンドライバーとプログライズキーを託されたユウト。
当のユウトは、イズと迅と共に、アールスハイドへと向かう事になった。
余談だが、アールスハイドに入るには、市民証を見せる必要があるのだが、全員見せて、問題なく通った。
ユウトは、とある家に着く。
ユウト「ここは?」
イズ「ここは、今日から貴方が下宿する家です。」
迅「ここを使って良いからね。」
ユウト「マジで?」
???「来たか。」
???「その様だな。」
すると、目の前の扉から、二人の男性が出てきた。
片方はヒューマギアで、もう片方は普通に人間だった。
ユウト「ええっと、貴方達は………?」
滅「俺は滅だ。」
レックス「俺はレックスだ。」
イズ「レックスは、レイト様の助手の子孫です。」
レックス「という訳で、ゼロワンシステムの調整は、俺に任せろ。」
滅「俺はお前に特訓をさせる。アークに対抗する為にも、一刻も早く強くなって貰うぞ。」
ユウト「ああ。」
そうして、ユウトは特訓を開始した。
といっても、ユウト自身の戦闘技術自体はそこそこ高かったので、更に高めるべく、滅と一対一で、変身せずに戦う。
そんな生活を続けていく。
ちなみに、特訓は、地下室で行なっている。
ユウトは、大分戦闘に慣れていた。
滅「大分慣れてきたようだな。」
ユウト「滅の指導が良いからだよ。」
滅「そうか。」
すると、迅が駆け込んでくる。
迅「ユウト!ゼロワンドライバーを持って、すぐに魔法学院に向かって!」
滅「どうした?」
迅「魔人が現れて、そいつがマギアになったんだ!」
ユウト「え!?分かった、すぐに向かう!」
ユウトは、飛電ゼロワンドライバーとライジングホッパープログライズキーを持って、魔法学院へと向かう。
遡る事、少し前、魔法学院では、シン=ウォルフォードを始めとするSクラスの生徒が食堂で話していた。
マリア「そう言えばシンって、移動中も索敵魔法使ってるよね。あれ何で?」
シン「何でって、こっちに害意向けられたら分かるだろ?」
トール「ん?シン殿、害意が分かるんですか?」
シン「あぁそうか、えーと………トールは魔物狩った事ある?」
トール「ある訳ないじゃないですか。この前まで中等学院生ですよ?」
シン「魔物の魔力って、禍々しいって言うか、気持ち悪いって言うか、普通じゃないんだよ。敵意とか害意をモロにこっちに向けてくるからね。そう言うのって、人間にも少なからずあって、それを察知してる訳。」
リン「ウォルフォード君って魔物を狩った事あるの?」
シン「あるよ。」
その言葉に、全員が驚いた表情になる。
トニー「因みに……初めて魔物を狩ったのって何歳?」
シン「確か………10歳の時。」
全員「10歳!?」
シン「確か、熊だったかな?」
全員「熊ああ!?」
その逸話に、Sクラス全員が驚いた。
シン「3メートルくらいあったけど、首落として倒したよ。」
全員「…………。」
シン「(また俺何かやっちゃいました?)え?何皆、何処に驚いてんの?」
全員「全部にだよ………。」
[9]前話 [1]次 最初 最後 [5]目次 [3]栞
現在:1/6
[6]トップ/[8]マイページ
小説検索/ランキング
利用規約/FAQ/運営情報
取扱説明書/プライバシーポリシー
※下部メニューはPC版へのリンク