新たな覚醒
「お兄様・・・・・・」
ある一室の病室に眠る人物、風鳴 映司・・・・・・彼は紫のメダルを使ったコンボを使った後眠りについてしまう。今も二年が経っているが目を覚ますことがない。
「お兄様が眠りについてもう二年が経ちました。私もリディアン学園3年生になりました。お兄様が奮闘をしたおかげで奏などが死なずに済みました。でも・・・・・・私はお兄様が二年も寝ているのにもう・・・限界が来ています。お兄ちゃん・・・・・・お兄ちゃん!お願い!つばさいいこになるから。めをさまして!!」
翼は限界を迎えていた。彼が眠りについて二年が経ち彼の部屋にはこうして毎日来ている。だが一向に目を覚ます気配がないからである。
ちなみにここは風鳴家の病院のため彼はこうして病室に入れるのはそれが理由である。
「翼さま、そろそろ時間でございます。」
「・・・・・・すみません。ではお兄様失礼します。」
翼は病室を後にして医者の人達逸目を覚ましてもおかしくないのだが・・・・・・何かがきっかけがあれば目を覚ますような気がすると・・・・・・彼らは判断をしていたのだ。
その日の夕方翼は二課へと帰り奏が声をかけてきた。
「大丈夫か翼?・・・・・・その映司さんのところへ行ったんだろ?どうだった?」
奏の問いに翼は首を横に振りそうかといい弦十郎も目を覚まさない息子にいつまで寝ているんだと叫びたいぐらいに思っていると朔也とあおいが目を見開いている。
「どうした!!」
「フォニックゲインの上昇を確認!!」
「何!?」
「「!!」」
「モニターに表示します!!」
そこに映し出されていたのはガングニールと書かれている。
「ガングニールだと!?」
「おっさん!あたしたちも行くぜ!!」
「あぁ至急向かってくれ!!」
一方で病室では
「・・・・・・・・・・・・行かなければ。」
「坊ちゃま!?目を覚ましたのですか!?」
「主治医さん?ってことはここは・・・・・・」
「はい風鳴家の病院でございます。坊ちゃまは二年も寝ていたのですよ?」
「二年も!?そこまで寝ていたのか・・・・・・」
映司は頭を抑えながらオーズドライバーを装着をすると枕元に何かがあるのに気づいた。
「これは?」
ボックスを開けるとコアメダルがセットされているのを見てアンク達が置いていってくれたんだなと判断をして魔法陣を出してその中にしまっておく。
「それじゃあ主治医さんイッテきますよ。」
「坊ちゃま!?」
「変身!!」
【タカ!】【クジャク!】【コンドル!】【タ―ジャ―ドルー!】
タジャドルコンボに変身をして窓から飛びだして自分を目を覚ましたであろうエネルギーの場所へと行く。
一方でフォルニックゲインが発生をした場所では一人の女の子がガングニールを纏いノイズを殴っていた。
「え!?」
「お姉ちゃんすごーい!!」
「ってそんなこと言っている場合じゃないんだよね!?」
彼女は次々に現れるノイズに対してどうしたらいいのだろうと思っていると
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