ハーメルン
脳筋ネタキャラ女騎士(防御力9999)!
6  まな板を追いかけて


 ……もしや、冒険者の最低ランクの認識票の色が危険色の赤なのは、登録したての奴はチンピラと変わらないから危ないという意味なのでは?
 大丈夫か、冒険者ギルド。

「ひひひひっ。すげぇ上玉だなぁ」
「ああ、まるでメロンみたいだぜぇ」
「今からヨダレが止まらねぇよ……!」

 うげぇ!?
 気色悪い!
 このホモども、生理的嫌悪感の塊だ!
 女性の胸を見て興奮するんじゃねぇ、変態どもが!!
 ……あれ?
 その理屈だと、俺も奴らの同類なのでは?
 いやいや、俺はあそこまで不快じゃねぇし。
 ちゃんと興奮は隠してるし。
 でも、同級生の女子からはゴミを見る目で見られた記憶が……。

「旦那には自分が味見するまで手ぇ出すなって言われたが、こんなそそる体見せられて、我慢できるわけねぇよなぁ! やっちまえテメェら!」
「「「ヒャッハー!!」」」

 おっと、今はそんなこと考えてる場合じゃねぇ!
 変態どもが襲いかかってきた!
 上等だよ!
 おっぱいを愛する者の風上にも置けない背信者どもめ!

「私は急いでいるんだ。邪魔をするなクズども!!」

 俺とユリアの意見が一致し、俺は拳を構えて変態どもを迎撃した。
 気分的には剣で一刀両断にしたいところだが、まだ人殺しの覚悟は決まってないから仕方がない。
 それにユリアの感覚の方も、町中での殺しは避けた方がいいって判断してくれてるから、今回はまだ大丈夫だ。

 というわけで、死なない程度にぶちのめしたらぁ!
 消えろ! 失せろ!
 俺はまな板を追いかけなきゃならないんだ!
 邪魔をするんじゃねぇ!

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