第2章 指宿温泉
次の日、歩夢と侑達は鹿児島市内を観光した後は指宿へ観光することにした。
「知ってる、指宿へ行ったら砂風呂があるんだって。」
「あら、素敵ねっ。」
「結構、人気なんだって。」
「へぇー、私も入って見たいな。」
と、しずくは言った。
「しずくちゃん、砂は結構熱いのよ。」
「私も耐えられるかしら?。」
そう言って、歩夢達は指宿枕崎線のホームへやって来た。
「ここから、どうするの。」
「もちろん、指宿へ行くならこの列車よ。」
「あっ、知ってる、これドアを開くと煙が出て来るんだよね。」
「そうよ、私達が乗るのは、この指宿のたまて箱。」
「さぁ、乗るわよ。」
そう言って、歩夢としずく達は観光列車「指宿のたまて箱1号」に乗って指宿へ向かった。
「見て、錦江湾よ。」
「あら、本当だ。」
「お台場の海と同じだね。」
「本当ね。」
車内で、いぶたまスイーツといぶたまプリンを買ってスイーツを楽しんだ。
10時47分、観光列車「指宿の玉手箱1号」は指宿に到着した。
「さぁ、温泉に来くわよ。」
「おーっ。」
そう言って、歩夢達は指宿温泉へ向かった。
指宿温泉は、鹿児島県指宿市東部にある摺ヶ浜温泉、弥次ヶ湯温泉、二月田温泉などの温泉群の総称。鹿児島県内有数の観光地であり、2003年において年間285万人の観光客が訪れ、91万人の宿泊客を集めている。農業や養殖などへの温泉利用も盛んであり、温泉の9割が産業利用されていた時期もあった。
「ここの温泉は砂の風呂なの。」
「うん、これは熱くなるわ。」
「侑ちゃん、まるで砂には行った気分だよ。」
「本当だわ。」
そして、暫くして。
「うー、熱いーっ。」
と、侑は砂風呂から起きた。
「もう、限界だわ。」
「どうしたの、侑ちゃん。」
「悪い、私、少し休んでくる。」
「そう。」
そう言って、侑は海岸へ散歩していた、と、その時だった。
「あれ、この人達どうしたのかしら。」
近づいてみると、それは男女の死体だった。
「あっ、この人死んでるわ。」
と、砂風呂から上がった歩夢としずくは侑の様子を見に行くことにした。
「どうしたの、侑ちゃん。」
「歩夢、しずく、大変よ海岸で男女が死んでるよ。」
「えーっ。」
せつ菜が様子を見に行くと、びっくりした。
「まるで、私が見てるアニメみたいだわ。」
「そのシナリオは確か、最近せつ菜ちゃんがハマってるアニメだよね。」
「そうよ、被害者は遺書のないわ。」
「本当だわ、何か怖くなってきたわ。」
「これは、凄い事件になって来たわ。」
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