ハーメルン
幻想郷に中途半端に転生したんだが
お仕事中



不便なところに生まれたものだと思いながら立ち上がる。人里からは数人の人がこちらに向ってきていた。ようやく来たかと手を振って呼びかける。


(……仕方ないよなぁ)


人里に人間は、自分の仲間だ。それに大勢の家族が居る。自分が頑張らないといけないのだ。そう幾度となく繰り返した自問自答の結論を言い聞かせる。






しかし、それがあんな結果に繋がるとはこの時は夢にも思わなかった。

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