第1話:登校
am:7:00
???side
.......ピーピーピー
____目覚ましの音が聞こえる
「......はぁ」ッピ
今日から高校生かぁ
「___!起きなさい!!今日は入学式でしょ!!!」ガチャンッ
「ッ!びっくりしたぁ...今起きたよ」
寝起きに大声出されると耳がキーンとする
「よろしい 朝食出来てるよ」
「へいへい」
身体を起こし、今日から通う高校の制服に着替える
am:7:45
「んじゃ、行ってくるよ」
「事件起こさないでね〜」
「起こさねーよ!…..たくっ」
どんだけ信用されてないんだおれは...
___________
???side
ふんふふ〜ん♪ ふんふふ〜ん♪
今日は新色のリップの発売日♪
健康のために早く起きたんだからぜ〜ったい手に入れないとね♪
久しぶりに学校行けるの楽しみだなー!
いっちゃん達びっくりするかな?
ふふっ
ドンッ
「キャッ!」
「ッ!?」
転んじゃ......あれ?
転んで.....ない?
「すまねぇ...大丈夫か?」
「...は...はい!......大丈...夫です?」
「見た感じ怪我とかなさそうだな...よかった」
この人身長おっきー...おにいちゃんよりもおっきいかも?
あれ?この人が着ている服って?
「その服って神山高校の?」
「うん?...そうだけど」
「やっぱり! おにいちゃんの通ってる学校の制服に似てるなーって思ったの♪」
「そ...そっか」
「あっ...ごめんなさい!急に大きな声出して...」
「大丈夫 今日これから入学式なんだ」
「入学式ってことはアタシとおんなじ学年なんだ!」
「そうなのか...君はまだ学校は始まってないのか?」
「ううん、アタシ最近まで入院してたの」
「...聞いちゃあいけないことだったか」
「大丈夫!入院中寂しかったけどお兄ちゃんがよく来てくれたし、これから友達のみんなに会えるから♪」
「へーいい兄さんと友達を持ったな」
「うん♪ そうだ、自己紹介しなくっちゃ!」
「アタシ、天馬咲希。よろしくね!」
「咲希ちゃんか...俺は____」
「うぅ!?」
「オラァ!?どけえ!!!?」
「「!?」」
あれって...ひったくり!?
「咲希ちゃん、おじいちゃんを起こしてあげて。」
「う、うん! あなたは?」スタスタ
「荷物を取り返すよ」
___________
「おじいさん!大丈夫ですか?」
よかった、見た感じ怪我はなさそう!
「ああ、わしは大丈夫じゃ...だけど荷物が。」
___________
「どけえ!!ガキ!!!」
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