ハーメルン
未来と古来と異界のポケモン
紅と紫の少女の入学準備



~SV主人公組自宅~


私の名前はスカーレット、親しい人からはレティと呼ばれてる。
私には双子の姉のバイオレットことヴィオ姉が居て部屋は別々だけど一緒にいる時間が多いから仲も良いし楽しい生活を送っている。

今日からポケモンアカデミーの生徒になるからこれから寮生活になっちゃうけどアカデミーでポケモンの事をもっと知りたいから頑張らなきゃ!

「制服よし!帽子は出る時に付ければ良いよね!
鞄の中身よし!」

するとドアをノックする音が聞こえる。

「はーい!」

ドアを開けてみたら双子の姉であるヴィオ姉が部屋に入ってきた。

「入るわよ。」
「ってかもう入ってるじゃん。
ってヴィオ姉その服………」
「そう、一応今日からアカデミーに通うから先に着ておこうと思ってね。
でも………残念ね、貴女とは別のクラスみたい。」
「あー、ほんとだ………」

私達の制服はクラスによって色が違う。
オレンジ組はズボンとネクタイがオレンジ色でシャツは空色なんだけどグレープ組はズボンとネクタイが藍色でシャツは灰色。
私はオレンジ組なんだけどヴィオ姉はグレープ組なんだよねぇ。

「よっと!ヴィオ姉もなんか見よ!」

私はちょっと時間も余ってたしホシガリスのクッションに腰かけてテレビをつける。

『今回の『あの町 どの道』特集は学園都市『テーブルシティ』だ!……………』

しばらく私達はテレビで今やってた今日から私達が通う私立ポケモンアカデミーを中心とした学園都市。
テーブルシティの特集を見てこれからどんな生活になるのかとか雑談しながら時間を潰していく。

すると時間はあっという間に過ぎていってそろそろリビングに行って朝ごはんを食べる時間になってきた。

「……そろそろ行かなくちゃ!」
「そうね、私もお腹が空いてきたわ。」

私達は部屋のドアを開けて階段を下りてリビングへと向かう。
すると階段の下にはママのポケモンのホシガリスが待ち伏せしてるような感じで待ってた。
もう少し来るの遅かったらホシガリスが呼びに来てたのかな?

「ムチャア!」

ホシガリスは一鳴きした後にリビングへと向かっていく。

「どうやら呼びに来てたみたいね。」
「ねー!」

私達はそのままリビングへ向かっているとホシガリスがきのみを食べながら待っていた。

「むちゃありー」

なんか軽くどや顔してるのが可愛い。

キッチンを見てみるとママが今日の朝ごはんを作ってた。
今日はサンドウィッチだ!ママの作るサンドウィッチは美味しいんだよなぁ!

「おはようレティ、ヴィオ。」

ママは一旦手を止めて私達の方に向いて驚いたような顔をした。

「……あら!
もう制服着てるんだ!今日から新しい学校だもんね。」
「うん!私も楽しみで楽しみで!」
「レティは相変わらず元気ね。
まぁ私も楽しみで早く着てたし人の事言えないのだけどね。」
「ママもとっても楽しみ!
でもいってきますにはちょっと気が早いみたいよ?」

「へ?どういうこと?」
「もぐもぐ…………なにかあったの?」

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