ハーメルン
未来と古来と異界のポケモン
少年と双子とテーブルシティ




私達はようやくテーブルシティへと到着することが出来た、途中でいろんなポケモンを捕まえたりしてポケモン図鑑もちょっとずつ埋まってきている。

「やっと着いたねー!」
「割と寄り道しちゃいましたからねー」
「それもあるがネモ……お前は事あるごとにバトル吹っ掛けすぎだ、自重しやがれ戦闘狂」
「えぇー!?ヴィオー!別に良いよねー!」
「ごめんなさい、私も同感なんです。」
「そんなぁ!?」

とりあえずテーブルシティに着くまでにネモには5回程勝負を挑まれる事になった。
まぁ結局断りきれずに一回だけ受けたんだけど……

「ごほん!話を変えるけどここがテーブルシティ
パルデア地方最大の都市!
昔から交易が盛んで新しい技術や知識を求めてたくさんの人達がやってくるの!
髪型を弄れる美容室やお惣菜が美味しいお店もあるよ!
皆は何が気になる?」

ホントに話を思いっきり反らしたなぁ……

「私は……美容室かなぁ……」

やっぱ女の子たる者おしゃれは欠かさずやらないと!

「おしゃれさんだね!
それともポケモン勝負で邪魔にならない髪型に!?」

いやネモ……なんでそこでバトルと結び付くの?

「そんな理由で髪型変えるのはお前だけだよ……」

ライズ君もジト目で良いツッコミを入れている。
というか呆れている。

「えぇ!?ショックだなぁ……あ、ヴィオは?」
「私……そうね、私は……」
「お惣菜屋さんでしょ?」
「うぐ……はい」

相変わらずだなぁヴィオ姉は……毎度毎度凄い食い意地なんだもの

「さすが姉妹!家族の事は何でも分かっちゃうね!
あ、腹が減ってはバトルは出来ぬって言うしそれもあるかな!」

ネモ……それを言うなら戦だよ
それに何でも分かるわけじゃないしなぁ……

「あ!勝負といえば……
二人にもテラスタル使ってほしいんだった!
ちょっと手続きが必要だから代わりにやってくるね!」
「へ?そんな簡単に通る物なんですか?」
「うん!そんなに難しくないよー!」
「勘違いするなよ……このバカだから簡単に通るんだ
本来ならもっと面倒くさい手続きがいくつもある。
その日の内に通せるのこいつがチャンピオンだからだ」
「あ、そういえばチャンピオンなんだっけ……忘れてた」
「ちょっと!?皆して酷いよ!?」
「インガオホー」
「ヴィオ姉なにそれ?」
「言ってみたかっただけよ」

ネモは心外なと怒っていたがすぐに話を元に戻す

「とりあえず三人はその間は町を見て回ったら楽しいよ
制服アレンジ出来るブティックやレストランもあるから行ってみて!」

「ブティック……っ!」
「レストラン……っ!じゅるり……」

ヴィオ姉……

「俺もか?」
「え?ダメ?何か用事でもあった?」
「別にねぇけど……」
「じゃあ一緒に回ろ!ライズ君私達よりここには詳しいでしょ!」
「はぁ……分かった分かった!」

ライズ君って否定的な言動はするけど根は優しいんだよなぁ……これがツンデレ?って言うんだっけ?

「私のオススメはポケモンに持たせて便利な道具売ってるデリバードポーチかなー!」

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