ハーメルン
未来と古来と異界のポケモン
紅と紫の少女と星屑と可能性



~ポケモンアカデミー~『食堂』


「ふぅ……美味しかったぁ……」
「そろそろネモを探しに行きましょうか?」
「そうだねー、確か職員室に呼び出し食らってるんだっけ?」
「そうなの?じゃあまずそこに行ってみましょうか」
「うん」

私達は食堂での食事を終えてネモと合流しようと食堂を出ようとしたその時だ

『ロトロトロトロト……』

「あら?スマホロトムに電話……しかも知らない番号ね……」

『プチッ』

ヴィオ姉はこう言うのは基本的に出ないタイプだからすぐに切る
まぁ怪しいもんね

『ロトロトロトロt……』
『プチッ』

『ロトロトロトr……』
『プチッ』

『ロトロトロt……』
『プチッ』
『ロトロトr』
『プチッ』
『ロトr』
『プチッ』

ヴィオ姉は何度も何度も来る電話を連続で切り続けていたけどだんだんイラついているのが分かる

『ロトロトロトロト……』

「なかなかしつこいわね……」
「一度出てみたら?」

『ピッ』

「もしもし?しつこいわよ?」
『……バイオレットだな?おそらく妹のスカーレットもそこにいるのだろう?
この通話はあなたのスマホをハッキングしておこなっている』
「ハッキングね……それで?あなたは誰なの?」
『わたしの名はカシオペア
……あなた方の事は知っている
高い素質を持つポケモントレーナー
その腕前を見込んで頼みたいことがある』
「頼みたいことですって?」
『バイオレット……あなた達はスター団を知っているな?』
「ええ、知ってるもなにも今日の朝やりあったばかりよ」
『……話がはやくて助かる
スター団とはアカデミーに通う生徒達が作った……
いわゆる不良グループ
彼らはアカデミーの風紀を乱し周囲に迷惑をかけている
そんな彼らをは私は放っておくことが出来ない……!』
 
なんだろう……どこか必死なのは分かるんだけど声が悲しそう

『私はスター団を解散させ星クズに変える作戦……
スターダスト大作戦を考えている』
「星クズだからスターダスト……まぁ分かりやすいわね」
『この計画には同士が必要……あなたにも手を貸してほしい』
「……はぁレティは?」
「まぁ迷惑いろんな所でかけてるなら放っておけないしいいんじゃない?」
「……わかったわ……レティに免じて……」

ヴィオ姉は素直じゃないなぁ……
『いや……返事は結構
詳しい事はまた後日
それに……あなた達はいつまで食堂の出入口で通話をするつもりだ?』
「「あ……」」
『今日の所はこれで……』

『プチッ』

あ、切られた
すると向こうから校長先生がやってきた

「どうも、バイオレットさん、スカーレットさん」
「こんにちわ校長先生」
「どうも、校長先生」
「良い返事ですが校内でのスマホ通話はもう少し小さな声でお願いしますね」

あ……そんなに声大きくなっちゃってたかな?

「すみません、気を付けます」
「よろしい、大切な個人情報が聞かれてしまうと危険ですので

[9]前話 [1]次 最初 最後 [5]目次 [3]栞
現在:1/3

[6]トップ/[8]マイページ
小説検索/ランキング
利用規約/FAQ/運営情報
取扱説明書/プライバシーポリシー
※下部メニューはPC版へのリンク
携帯アクセス解析