少年お双子とスター団ほのお組★
レティ視点
~東1番エリア~
私達はスター団ほのお組のアジトに向かう為に東1番エリアに来ていた
スター団のアジトは実は結構大きい集落みたいな感じで目印に巨大な旗なんかも沢山設置されてるから見つけるだけならそんなに難しくなかったりする
……なんならマップアプリで軽く場所が分かるくらいだし
アジトに向かっていると道の途中で校ちょ……ネルケを見つけた
「……お前らか」
「校長先生?」
「ブフッ……ちょっとヴィオ姉!?」
「繰り返すが今の俺はネルケ
そういうことにしておいてくれ」
ごめんなさい……どう見てもやっぱり校長先生です……
すると校長先s……ネルケはピシッと背筋を伸ばして話し始める……
そういう所なんですよ……
「三人共、まずは感謝するぜ
おかげでスターダスト大作戦に関わる事が出来たからな」
「校ちょ……げふんげふん、ネルケはなんで大作戦に関わろうと思ったんですか?」
あぶないあぶない……危うく校長先生って言うところだった……
「スター団の問題とその謎……それを突き止める為だ」
「スター団の問題と謎?」
「いじめで多くの生徒を退学に追い込んだ……
アジトにこもってアカデミーを襲撃する計画を立てている……
いくつかヤバい噂があるがあくまで噂レベル
今直面している一番の問題は……」
するとネルケは悲壮な顔付きになって呟くように答える
「団員達のあまりにも長い無断欠席……
不登校の状況なんだ」
「不登校か……」
「あぁ……こと5名の生徒……
スター団でボスと呼ばれる生徒は1年以上学校に来ていない
加えて最近はしたっぱ達がやんちゃを始めているようで……」
私達はそれを聞いて最初にカチコミに行ったチームセギンの見張り達を思い出す
確かに新入りの団員とそうでない人でかなり考え方が違っていたような……
そしてネルケは隠すことすら忘れて校長先生たしての口調に戻り始める
「だから私はスター団に解散を要望しました
そして要望を無視するなら退学して貰う他ないと……
しかしスター団から返事はない、解散か退学かどちらかを選択する期限も迫っている……」
確かに……
学校としても生徒としても今の状況は問題だらけなんだろうな……
そうすると校長先生は顔を上げて話し始める
「そんな時に聞こえたのがあなたとカシオペアの電話です」
『や ら な い か……や ら な い か……』
そしてとんでもなく悪いタイミングでヴィオ姉のスマホロトムが鳴る
ってかまた着信音変えたんだね
『こちらカシオペア……三人とも聞こえるか?』
「っ!」
すると校長先……ネルケが緊張したような様子になる
そしてゴニョゴニョと小声で私達に伝えてくる
「続きはまたの機会に……それではお気をつけて」
そう言い残して校長先生は去っていった
『アジトが近いようだが誰か……いたのか?』
「いや、俺達だけだ
おそらく俺達が話してる時の声が若干入ったんだろ」
『そうか……さて、ボスを一人倒したことでスター団は警戒を強めている
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