魔改造の矛先はギニアスさん
9月19日
その訃報はやはりと思え
ギレンに3人同時の
レーザー回線を繋ぐように話した
〈元気そうだなガルマ〉
《はい、兄さんも姉さんもお元気そうで》
〔安心しました、
ガルマ、あのクソ野郎になにもされていませんね?〕
「おい、キシリア、
本人が居る前で良い度胸だ、
お前のトコの予算を削減しても良いんだぞ?」
4人の笑い声が通る
「はぁ~、
残念だが笑ってられん、
ギレン、ドズル、直ぐに送れる部隊はいるか?」
〈ない〉
{辛うじてパトロール艦隊と
改・ムサイが2隻だ、既に向かわせている}
「手が足りないな。」
〔こちらはルナリアンが
不穏な動きをしているので回せませんね〕
(ちっ、このタイミングでか、
アプサラスは間に合わないし
どうする?大気圏で仕掛けるのは
史実と同じだけど・・・)
扉がノックされる
「誰か?」
「はっ、コイズミ副総帥、
アジア方面軍、ラサ基地の
ギニアス少将から緊急連絡です。」
「こちらへ回せ。」
「はっ。」
▽
【すみません、緊急であったが故】
「構いません、用件をどうぞ。」
勿論、3人の通信は維持したままだ
【アプサラスは間に合わないですが、
先のミノフスキークラフト搭載
試作MAなら出せます】
「すぐさまこの座標へ飛ばして下さい!」
素早く『木馬』が動いている場所の
座標を送る
【ここは?】
返答しつつも物凄い勢いで
コンソールを叩き計算しているギニアスさん
あんたマジチートだわ
「件の戦艦が降下しようとしています、
恐らくこの周辺に。」
ジャブローがあります
▽
〈エイジ〉
「すまん、コレはいつも通りだ。」
そう言って3人に
『試作MA』のデータを送る
▽
全長30m
全幅20m
全高25m
主機関 核融合炉二基
推進器 熱核ジェットエンジン改良型
噴射口6基
装甲材 超硬スチール
超硬チタン複合材
特殊流体金属
(溶けて蒸発する事により
熱線・ビーム
・メガ粒子を偏光させ威力を減衰、
主装甲への被害を軽減する)
これは超硬チタン装甲と
超硬スチールの間に常に流れており
流れが止まってしまうと
効果が得られない
主兵装 大型先端メガ粒子発振器
(ビームを刃状に展開し
突進にて目標を『切断する』)
先端大電力レールガン発射基1基
副兵装 埋め込み式連装
対空レーザー砲塔上下二基ずつ
格納式ロケットランチャー発射基2基
下部大型ビーム切断機1基
補助装備 弾道飛行用推進ロケット6基
フレア発射基前後4基
IRジャマーDIRCMシステム搭載
(指向性赤外線妨害装置)
最大速力マッハ3.5
航続距離 5000時間
(ツィマット推奨メンテナンス時間)
「「「は?」」」
「デスヨネー。」
まぁ、ミノフスキー粒子を振りまくから
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