ハーメルン
『私の相棒は猫舌でツンデレ属性である』Byファイズフォン
カイザの戦い
仮面ライダーカイザへと変身した草加雅人。
その姿は、これまで見た草加雅人は、まるで動揺はなかった。
むしろ、その腰に装着すべきカイザブレイガンを冷静に装着する。
その動作には、まるで迷いはなく、そのまま真っ直ぐと、園田真理を襲っていたオルフェノクに向かって、攻撃を仕掛ける。
オルフェノクは、突然のカイザの襲撃に動揺を隠せない様子で、攻撃を受け止め、後ろに吹き飛ばされる。
そのままカイザブレイガンのレバーを引いて、バディに襲い掛かっていたオルフェノクに向かって、弾丸が放たれる。
弾丸を受け止めて、そのまま吹き飛ばされる。
2人のオルフェノクは、カイザの攻撃で怯んでいる間に、そのまま腰にあるカイザに番号を入力する。
『204』
その音声と共に、カイザの手元に現れたのは釣り竿、カイザロッドだった。
そのカイザロッドに、ミッションメモリーをセットする事によって、カイザロッドの先端には、エネルギー状の糸が現れる。
そのまま、カイザロッドをそのまま構える。
カイザロッドに対して、危機感を覚えたのか、2体のオルフェノクは真っ直ぐとカイザに襲い掛かる。
だが、カイザロッドから伸びた糸を、まるで鞭のように操り、オルフェノク達に向けて放つ。
「はぁ!」
カイザロッドによる一撃を受けたオルフェノクは、そのまま壁に叩きつけられ、更に追撃として、もう1体にも攻撃を行う。
しかし、カイザの攻撃を喰らったオルフェノクは、再びカイザに襲い掛かる。
だが、カイザはまるで焦る事もなく、カイザブレイガンのビームを襲い掛かったオルフェノクに放つ。
ビームを受けたオルフェノクは、そのまま後ろに吹き飛ぶ。
そのまま、腰にあるカイザのENTERボタンを押す。
『Exceed Charge』
鳴り響く音声と共に、その手に持つカイザロッドに流れるエネルギーが増幅される。
そのまま、カイザは一気に近づく。
そして、そのままカイザロッドを振るうと、オルフェノクの腹部に命中し、大きな火花が上がる。
攻撃を受けたオルフェノクは、大きく後方に吹っ飛び、地面に倒れ込むと同時に敗北の証と言えるべきか。
身体が灰へと変わっていく。
最後の言葉を残す事なく、その命を失う。
すぐに、もう一体。
イオタが変身したオルフェノクの姿はいなくなっていた。
「まぁ良いだろう」
そう、カイザはそのまま変身が解けると、草加雅人は倒れる真理に近づく
そんな二人の元に、先ほどまで戦っていたカイザこと、草加雅人が近寄る。
「大丈夫かい?」
草加雅人は、優しく声をかける。
「えっうん、ありがとう、草加君」
その優しい表情を見て、園田真理も安堵する。
だが、私は違和感を感じた。
先程までの戦い。
あまりにも慣れすぎた。
動揺はなかった。
「……」
それは、バディも同じだった。
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