第二話 〜神格者たちの悪戯(?)〜
〜雅くん。自宅(トレーニング部屋)〜
雅「ふぅ・・・っし。今日のトレーニング終了っと!さてと・・・そろそろ義姉さん起こしに行かないと・・・」
ーーー義姉の部屋ーーー
雅「義姉さん。起きて〜。収録日なんでしょ〜?」
義姉「ふみゅ〜・・・んぁ・・もう朝?」
雅「そうだよ?だからほら。早く起きないと。」
「はいはいわかったよ〜起きるよ〜。」と言って義姉はベッドから出て来た。
そして着替えてリビングに来た義姉に僕は朝食の準備をしていた。
「今日は何作るの〜?」
雅「ん〜。フレンチトーストとかでいいかな〜と思ってるけどどうかした?」
義姉「今日は和食の気分かなぁ・・・」
雅「ん。了解。んじゃ和食で作るから待ってて。」
義姉「は〜い!」
僕は冷蔵庫の中を確認して献立を考える。
雅「ん〜。鮭があるから焼き魚にして、味噌汁作ろう。後は・・・卵もあるから玉子焼いて〜・・・あ!納豆もあったな。よしっ!」
こうして僕と義姉の朝食が完成した。え?義姉の名前はなんなんだって?それは・・・まだ秘密です。
「「いっただきまーす!」」
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「「ごちそさまでした。」」
雅「あ。食器洗うのは僕がやっておくから。義姉さんは収録行く準備でもしててよ。」
義姉「ん〜。そうさせてもらうね〜。」
雅「はい。行ってらっしゃい。あ・・これ。弁当。はい。」
義姉「いってきます!」
元気よく出ていった彼女の背中を見送る。それからしばらくして洗い物を終えたのだった。
雅「ふぅ〜終わった〜。」
ソファに座り、僕はある携帯型デバイスを見た。
《ミッション・【紅狐を捕獲又は討伐せよ。】を受注しますか?》
雅「・・・紅狐・・・これ明らかに僕に受注しろって言ってるようなもんだよな・・・まぁ今はまだしないんだけどさ。他のミッションは・・・ん?」
《ミッション【異界の獣及び対象人物を捕縛又は討伐せよ】》
《ミッション【結晶竜を討伐せよ】》
《シークレットミッション【七罪・憤怒のカリュディスを討伐せよ。】※このミッションは特定の人物にしか表示されません。》
雅「シークレットミッション。・・・って七罪の討伐?嘘でしょ?」
「これは受けるべきなのか?それとも受けてはいけないのか?わからないな・・・」
そんなことを考えているとある人物がやって来た。
すいちゃん「みやびく〜ん?いる〜?遊びに来てあげたよ〜♪」
雅「あぁ。すいせいさんですか。どうぞ入ってください。」
僕はすいせいさんがやってきたので携帯型デバイスを机の中に仕舞った。・・そのシークレットミッションがまさかあんなことを舞い込むことになるとは思いもしなかった。
「「いただきます!」」
現在時刻12時00分。僕たちは昼食を食べていた。ちなみにメニューはすいせいさんのリクエストでハンバーグ。
すいちゃん「みやびく〜ん♪はい!あ~ん!」
雅「いやですよ。自分で食べれますって。」
すいちゃん「むぅ・・・ねぇねぇ。雅くん。」
雅「なんですか?すいせいさん。」
すいちゃん「これなんだと思う?」
そう言ってすいせいさんが僕に見せてきたのは僕が持っている携帯型デバイスだった。
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