紅蓮の龍とエゴイスト
マイク「スタート!!!」
どこからかのマイクのスタート宣言に一斉に飛び出す生徒達、しかし入り口が狭く全員通ることが出来ず殆どが詰まっているしかも
轟「悪いが通すわけにはいかねぇ」
轟が氷で完全に入り口を塞いでしまった、これじゃあ通れないな、いや、何人か氷を壊すなり解かすなりしてるけど今からじゃとても間に合わない、俺以外はな
マイク「あ~と!!!、ここでA組轟氷で塞いで進路妨害!!!、ってA組八木!!、何とまだスタート位置から動いていない!!!、先頭は既に第2障害を超えようとしているのにどうした!?トラブルか!?」
いや別にトラブルじゃない、単純に今から呼ぶ奴は人が密集してると呼び出しにくいだけ、まぁここまで減ると問題ないけどね、さて、俺も行くか、俺は一枚のカードを作り高々と宣言する
無一『雷よ、天を裂け!!!、雷皇龍ジーク・ヴルム召喚!!!』
晴天にも関わらず俺の背後でいくつもの雷が落ちる、それと共にズシンズシンと巨大な何かが近付いてくる、そしてやがてスタジアムの天井に手を掛け姿を表しそのまま中に入ってくると羽を広げ俺の前に着地すると雄叫びをあげる
ヴルム「グアアアアアアア!!!!!」
やっぱこいつは俺の青春だ
マイク「何だ~!!!突如紅蓮の龍が出現!!!これも八木の個性か~!!?」
相澤「あいつの個性は出来ない事の方が少ない、あんなもの呼べても不思議じゃない」
無一「よっ!と、よろしくねジーク・ヴルム、悪いけどこのスタジアムを一周してここに戻ってきて欲しいんだ、あれ?動かない何で?」
いやヤバいヤバい、まじでなんで?、えっとこういう時は………………あ、あれか
無一「んん!!!、アタックステップ!!!、行け!!!ジーク・ヴルム!!!、激突だ!!!」
ヴルム「グアアアアアアア!!!」
ジーク・ヴルムが飛び立つと再び天井を飛び越しスタジアムの外周4キロを飛び回る、上を飛んでいるので障害もくそもない
マイク「何と八木!!!あっという間に先頭集団に追い付いた!!!って言うか抜いた!!!」
轟「くそ!!!」
爆豪「ああ!!!?、待ちやがれカンコピ野郎!!!」
緑谷「…………うっそ」
無一「悪いね!!!、お先!!!」
そのままジーク・ヴルムが着地する、一周回り俺が降りるとジーク・ヴルムは丸まり寝ているようだった、疲労状態だな
無一「お疲れジーク、ゆっくり休んでくれ、ご主人を大切にな」
俺はジーク・ヴルムを消すとそのままゴールテープを切った、超えてはいたが念のためだ
マイク「ゴール!!!、何と何と!!!まさかの大逆転!!!見事この障害物競争を1位通過したのは!!!、オールマイトの子息!!!、そしてあのA組の最強!!!、八木無一!!!」
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