ハーメルン
チートのヒーローアカデミア
時が経ち

さて、オールマイトの家に転がり込んで生活してたらあっという間に受験生になりました、え?、時間飛びすぎだろって?だって特にこれと言って何かあった訳じゃ無いんだもん、オールマイトも活動時間以外でも忙しい様で殆ど家に居ない、家事は俺がやってるし勉強は元々地頭が良かったので特に問題無かった、それと俺は正式にオールマイトの息子になった、あ、帰ってきた



オールマイト「ただいま、無一(むいち)良い匂いだね」



無一ってのは俺の新しい名前、この体は生まれた時からあのカプセルに入っていたみたいで名前が無かった、輝でも良かったんだけどオールマイトが名付けてくれた、この世界で俺は何も無かった、戸籍、家族、幸せ、名前すらも、でも2人でこれから全部掴んで行こう、この名前はその第一歩、という意味らしい中々気に入っている



無一「お帰り親父、今日はカレーだよ」



オールマイト「それは羨ましい、こんな時食べられないのは実に悔しいね」



オールマイトは以前敵に風穴を開けられ食事に必要な胃やら何やらが駄目になってしまった、それ故固形物を食べられないが



無一「大丈夫、今日は親父も食べられるよ、ほい」



オールマイト「え!!?」



俺が出したカレーはカレーの中に野菜、肉、をミキサーにかけカレーにぶちこんだ、流石に炭水化物は無理だった



無一「ずっと味の薄い補助食ばっかじゃ体に悪いと思ってね、主治医の先生に確認して許可貰った、流石に炭水化物は無理だったけど」



オールマイト「…………無一、ありがとう嬉しいよ」



おいおいこのおっさん泣くなよ、そのうちその体だって俺が治してみせる、っていってもまだ使ったこと無い力をいきなり試すってのも怖いからそのうちだな



無一「もう良いよ、早く食べよう」



俺は親父の向かいに座ると2人で食事を始めた



無一「そう言えば今日、志望校手続きしてきたよ」



オールマイト「そうか、そう言えばどこにしたんだい?忙しくてそう言う話出来なかったからね」



無一「雄英」



オールマイト「ぶううううううう!!!」



無一「ちょっ!!?、汚い!!!」



オールマイト「あ、ああ、すまないちょっと驚いてね」



無一「まぁ、親父の母校だしね、ヒーローになりたいから」



因みに個性訓練はしてる、今のところ本当に俺が知っているものは何でも出来るし何でも呼べる、それこそこの世界に来た後に知ったものでも、まじでチートだな



無一「そっちは?、ヘドロがどうとかってテレビで見たけど」



オールマイト「あ、ああ、問題ない人質も飛び出した少年も無事だよ」



無一「そっちもだけど親父も、また無茶苦茶したでしょ?」



オールマイト「ギクッ、な、何故それを?」



無一「テレビ、その姿で映ってるのが見えた、なのに倒したのは平和の象徴オールマイト、また縮むよ、只でさえ日に3時間しか動けないのに」

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