ハーメルン
色々なIF集
後日からの……もしかしたらの始まり

 えっとね、最初は一人でへらへらしてたんだ。
 それが安心院なじみに堕天使の金髪ロリっ娘であるミッテルトちゃんを押し付けられ、一緒に行動することとなった。
 その際、お父ちゃんとお母ちゃんに家を追い出され、オンボロアパートで暮らすこととなり、その数日後に悪魔達に俺とミッテルトちゃんが友達だと知られたせいで監視される生活へと変貌した。
 正直、そこまでならまだ許せたのだが、ミッテルトちゃんを人質にして俺に悪魔へ転生してスキルを利用させろ……なーんて言ったもんだから……まあ、大概へらへら出来る俺もちーっとばかしプッチンして仕返しをしてやろうと決めた。

 んでまあ、その時に助けてくれた色んな人ってかミッテルトちゃんと同じ悪平等だったり、偶然知った俺と同じ過負荷の気質を持った人妻とその子供。
 今でもその時の記憶は飛んでるが、その人妻さんにキッスをされたりする………初めてだったのに。

 で、なんやかんやの紆余曲折で仕返しを完了した俺は今……誰にも文句を言われない自由を取り返してやった。
 ミッテルトちゃんが人質にされることもない……のんべんだらりとした日々を取り戻せた事を有り難く思いながら過ごしてます―――


「うわ、うっま……」

「ぐぬぬ! 本当に家事まで完璧だなんて反則っす……」

「そんなに褒めて貰えると実に嬉しいですね。いや、というか初めて他人から褒めて貰えましたよ何気に」


 ミッテルトちゃんと…………ゴタゴタ解決の際に夫の実家から家出してきた人妻とそのお子さんと共に。


「スゲーなキミのかーちゃん。何で俺と似てるのかが解らないぞ」

「でもあの家に居た……リアスお姉ちゃん以外の人達は嫌味ばっかり言ってお母さんを虐めてた……」


 メイドさんの格好は伊達じゃなく、家事が俺目線じゃまるで非の打ち所が無さすぎて、何でこれで負け犬烙印の過負荷なのかが解らず、彼女に最も近いミリキャスくんに話を振ると、何だか人間の義親子にも有りがちなエピソードを話を聞かされてしまった。
 朝っぱらから中々にドロドロである。


「リアスってーと…………あれか、紅髪さんか」

「イッセーさんとウチには意地悪だっただけに、ちょっと信じられないっすねー?」


 そうだったな……リアスって名前だったねあの紅髪さん。
 フッ……そうか、一応身内には慈悲深さがあるってのは間違いでは無いらしい。


「……。でもリアスお姉ちゃんってお母さんが虐められてるって知らなかったと思う。
皆して表ではお父さんとお母さんは仲良しだって見せてたから……」

「………」

「なんでぇ、慈悲深い(笑)じゃないか」

悪平等(ぼく)じゃない悪魔さんって実に悪魔さんらしいっすね……」


 何だよ、ちょっと見直したと思ったらそんなオチかよ。
 てか気付けよ。異常野郎の妹だろうに。
 ミッテルトちゃんが引いてるじゃねーか。


「だからその……家に帰りたくない。
帰って良い子にしてないとお母さんがまた虐められる……。
僕はダメダメだから直ぐにまた……」

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