ハーメルン
オリ主が再びIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「本編完結」
PHASE-29「ロウと翔真とマルス」



ローエングリン砲破壊から一日が経過した頃、翔真
なのは、フェイト、は翔真の自室ではミッドに
居るはやてと通信で話していた。

「それではやて、今のそちらの状況は?」

『う~ん、別に問題はあらへんけどラフェル達が
そっちに行こうとしとる・・・・・、大東さんもこのまま
テロ行為を許すわけにはいかん!って言うてるし』

「やはりな」

「翔真君、もし大東さん達が敵になったらどうするの?」

「その時は・・・・・・倒すまでだ。大体あの人(大東)が
そんな事言える立場なのかよ」

「翔真・・・・・もしかしてまだあの事件の事・・・・・」

フェイトは翔真を心配な眼差しで見詰める。そんな
緊迫した空気の中で翔真は口を開く。

「地球蒼生軍の残党が引き起こしたあの事件を
俺は忘れない・・・・・絶対にだ・・・・・・・」


翔真が言う事件、それは新暦74年クラナガン南部
次世代エネルギー開発研究所で起きた地球蒼生軍残党
が起こした立てこもり事件である。翔真もその現場に
居合わせた・・・・・・・というよりも愛機であるウイング
ガンダムゼロカスタムで戦闘に参加していたのだ。


「なのは、フェイト、もし俺があの人達の敵に
なっても・・・・・・俺に付いてきてくれるか?」

「当たり前だよ!私やフェイトちゃん、束
ちゃん達もヴィヴィオも翔真君の味方だから・・・・・・」

「私達は翔真の味方だから安心して?」

「ありがとう、二人共」

『う~ん、そろそろイチャイチャは終りそうかなァ?』

「はやて、イチャイチャはしてないから!まあ
それはそれとして俺の『クアンタ』はどうなってる?」


『うん、こちらは順調やけどもしかすると開発が
中断になるかもしれへんのよ』

「そうか。なら近々俺が一旦ミッドに戻って
クアンタを貰いに受けるか」

『そん時はうちらも協力するから安心してなァ?』

「だけど・・・・いいのかよはやて、俺達に味方なんて
してさ・・・・」

『別にええんよ、うちは翔真君に一杯助けてもらった
しせめてもの恩返しや。そや!実は翔真君に言わなァ
事があるんよ!』

「分かってるよ、ダブルオーとユニコーンの事だろ?」

『やっぱそっちに行ってたんか・・・・・・分かったわ
取り合えず今日はここまでやね』

「ああ、色々とありがとうはやて」




翔真ははやてとの通信を終えるとなのは、フェイトと
共に部屋を出た。





母艦であるプトレマイオス2は今、ある場所に身を寄せていた。それはマスドライバー施設を備えた人工島
ギガフロートである。実は二年前にアーモリーワン
とは別に建造されたIS運用と軌道エレベーター開発
および建築材料を打ち出す為にIS学園、連合が建設
していた物だったが情勢悪化に伴い白紙にされそのま
ま未完成のまま放置されていたが、この世界に存在する
ジャンク屋組合とある人物の協力でギガフロートを
組合本部へと変えたのだ。

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