ハーメルン
ナルトに転生しちまった!?
~第十五話~

 サスケを呼ぶ女の子の声…誰だろう? そんなことを考えていると、ミコトは玄関の方にむかって行ってしまっていた。イタチは忍具の手入れをしている。サスケの方を見ると…

「げぇ…またあいつ来たのかよ…」

 明らかに嫌な顔をしている。なんだ? 何かあるのか?

「どうしたんだサスケ? 今聞こえた声の子となんかあったのか?」

「そういうわけじゃないんだけど。あいつが来るとおままごととかに付き合わされるんだよ。逃げようとしてもあいつの方が早いし、強いから…逃げられないんだ」

 それは嫌な顔もするか。五歳にもなっておままごとをさせられちゃたまったもんじゃないな。俺もサスケの立場なら気分は最悪だろう…

「なあ、ナルト。今のうちに外に出て別の場所で遊ぼうぜ。あいつに見つからないうちにさ」

「誰に見つからないようにするのかな? サスケ?」

 突然後ろの方から女の子の声が聞こえた。声のした方を見てみるとそこには黒髪ポニーテールの可愛げのある女の子が立っていた。見たことないな…誰だろう?

「お前、いつの間に来てたんだよ!!ナズナ!!」

 ナズナという子らしい…見た目はいたって普通の女の子だな。

「ミコトおばさんがあげてくれたのよ。ところでサスケ、そこの金髪の子は誰かしら?」

 こっちの方を見ている。まあ、この様子だと結構来てるみたいだし。こんなことはあんまりなさそうだしな。珍しい事なんだろう。

「こいつはナルト、俺の友達だ」

「あんた友達いたの!?いつも一人で遊んでるのにね。珍しい事もあるもんね…」

「そうなのか?」

「うん、いつもは私が来てあげないと一人なのよ。あ、自己紹介してなかったわね。私はうちはナズナ。サスケとイタチ兄さんの従妹なの。よろしくね、ナルト君」

「よろしくだってばよ。あと俺のことは呼び捨てでいいってばよ」

 この子サスケの従妹だったのか。っていうかサスケに従妹なんていたんだな、初めて知ったよ。

「ねえねえ、ナルトって強いの?」

「えっ」

 いきなりだなこの子は。自分で強いって言うのは嫌だし、ここは…

「どうだろう…イタチさんどう思う?」

 いきなりだがイタチに振ってみる。こいつが言った方が信憑性がでるだろうしな。

「ん? そうだな。少なくもサスケやナズナよりは強いだろう。俺と比べたら少し劣るがな」

「へー、そうなんだ…」

「兄さん、それ本当なの!?」

 なんだイタチその言い方は…あんたとの力差はわかんないぞ! まだあんたとお互い本気でやりあったことないぞ!!

「ねえ、ナルト。私と勝負してよ」

「えっ!?」

 なんでそうなる!?この子は強い人と戦うの好きとかそういうのじゃないよね!?

「そうね、忍術体術ありの組み手で相手がまいったと言うか審判が負けと判断したら終わりっていうのがルールね! 審判はイタチさんにお願いするわ!!」

「俺はまだやるとも…」

 俺が言おうとすると両肩同時に手を置かれた。

「諦めるんだなナルト。ああなったナズナは止められない」

「いつもあんな感じで無理矢理だから。諦めたほうが気が楽だぜ…」

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