ビーター
第1層ボス攻略達成
ボスが倒されたあと、終わったことの勝ったことの頭の整理で暫くは静粛な時が流れ、俺は上手く着地して剣を収めた。
「ふぅ…危機一髪だったな本当に」
ディアベルを助けることができ、宣言通りに誰ひとりかけることなく、攻略することができた。
そしてその直後攻略したことにみんなが喜びあい始めた
「「カイル/くん!!」」
一息をついていると、最後の一撃を決めた、キリトとアスナがやって来る。
「よう、おつかれさん」
「お疲れじゃないよ!!どうして、あんな無茶するの!?」
「いや、ああするしか、ディアベル救えなかったしな」
「だからって、見ているこっちはひやひやするんだからな」
確かにキリトのいうとおり、ちょっと悪かったかな
「カイルさん」
すると、俺が助けたディアベルがやって来て俺の前にたつと、直ぐに頭を下げた。
「すまなかった、もし、君に助けられていなったら、俺は今頃…」
「気に病むことはない、まあもう、無茶はしないでくれ、それだけだ」
謝ってきたディアベルに俺は優しく接しディアベルの肩の荷を軽くさせる。
よし、これで一件落着と思ったそのときであった。
「ちょっと待てよ!!ディアベル!」
その男性の声が聞こえ、みんな黙りはじめてその声に耳を傾ける。
「俺は知ってるぞ!ディアベル!お前がベータテスターだってことをな!!」
「嘘だろ…」
「ディアベルさんがベータテスターだって…」
先程とは一変しざわざわと騒然とかす。
「あのとき!ボスに一人挑もうとしたとき、ディアベルは一人で倒そうとしたのは、ボスに、止めを刺したときもらえるラストアタックボーナスが欲しかったからさ!」
男のわざとらしい、声は止まることなく、その男のいうことに反応してディアベルは顔を青くする。その顔から図星と言わざる終えない。
「ちょう待てや!ディアベルはんはみんなを率いてくれたんやで!他のベーターとは訳が違うやろ!」
「だが、こいつも俺達に黙って自分だけ強くなろうとしたじゃないか!所詮、こいつも他のベータテスターと変わらないのさ!!」
一方的な物言いをキバオウが止めようとしたが、それでも止まることはなくしまいには、回りもそれに同意してしまう。
このままでは、折角の結束が瓦解する…何とかしなければ
「お前ら!此処で仲間割れ何てしていたら、このデスゲーム、クリアなんて程遠くなるんだぞ!それがわかってるのか!?」
少しきつめに、全員を抑えようとするが…
「そんなこと言って!お前もベータテスターだろうが!あんな動きベーター以外ありえねえ!!」
また、あの男が反発、更に周りの騒動は大きくなる。
「おい、お前ら」
「あなたたちね」
エギルとアスナも見かねたのか反論しようとしたそのときだった。
「ふ、ははははははははは!!」
「っ!?キリト?」
突然聞こえてきたのはキリトの笑い声それにここにいる全員が注目し出した。
「元ベータテスターねえ?そこにいるお前らが騒いでいるベーターの連中と一緒にしないでほしいな」
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