ハーメルン
オラリオに半人半霊がいるのは間違っているだろうか?
11話「スイッチ!」
分かってはいる。そう言った技を使わなければならない状況だったのだろう、見れば剣姫に猛者までいるのだ、きっと何かあったのだろう。それでもタケミカヅチは許せなかったのだ、ロキの提案が無ければそのままギルドの治療施設に強引にでも運び込みそのままお説教へと発展していただろう。
「タケごめんなさ・・・およ?な、なんで回る・・・むきゅう・・・」バタッ
突如妖夢はバランスを失ったかのようにふらつき倒れる。タケミカヅチは慌てて妖夢を抱き抱え込み、声をかける。
「おい!妖夢!しっかりしろ!大丈夫か!くそマインドダウンか?」
「しゃーない、ウチのファミリアに来てくれへんか?妖夢たんは乗り気やったみたいやし、アイズたんが妖夢たんのお陰や言うてたしな、ぜひ招待したい・・・・・・それに今回の事件・・・どうせあいつの仕業やろうし」
タケミカヅチはそれを聞きロキを睨む、いや、正確にはロキの言った「あいつ」を。話は聞きに行こう、妖夢を狙ったのか、偶然なのか。
「・・・わかった、手当てをさせてくれ。・・・ありがとうな、ロキの子供たち、妖夢を助けてくれて。」
妖夢には彼女達に何か礼をさせる必要があるな、随分と迷惑をかけているし、そう思い腕の中で眠る妖夢の髪をそっと撫でるのだった。
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