第6話 星の幻想郷巡りその2
前回のあらすじ
USCこと風見幽香と戦うことになった。
俺は………もうしつこいな。
まあ良い、場所を移動し、お互いに戦う準備を済ましていた。俺は学ランと学帽を脱ぎ、頭にバンダナを巻きいつでも戦えるようにしていた。
承「幽香。」
幽「何かしら。」
承「あらかじめ言っておくが、俺は能力を数ある中から一つしか使わない。」
幽「………なめられたものね。」
幽香は少し怒り気味で言った。
承「いや、これは滅多に使わない能力で、これを使っている間は他の能力は使えない能力だぜ。それは『自分の体に自分の持っているスタンドのパワー、スピードを得る能力』その名も『ワンフォーオール』を使う。パワー重視、スピード重視、バランス重視の3タイプあるぜ。今回はそうだな………バランスでいくぜ。」
これ危険だから、あまり使いたくないんだよな〜〜
幽「へえ、おもしれそうな、能力ね。それじゃあ早く始めましょう。早くやりたくてゾクゾクしてるわ。確か、相手の顔面に一発殴ればいいのね。他はなぐっても大丈夫なの?」
幽香はさっきとは一転して嗜好的な笑みを浮かべた。こいつ……ドSだな……
承「ああ、構わないぜ。」
幽「そう、分かったわ。さあ、始めましょう。」
承「ああ、始めようか。」
そう言うと、お互いに構えた。次の瞬間、大気が弾けた。俺と幽香の拳と拳がぶつかったせいだ。
幽「へえ、やるじゃない。普通なら並の妖怪でも殺れる程のスピードとパワーでいったのに。どれぐらいの力でいったの?10%?それとも、50%ぐらい?まあ、その余裕だと10%ぐらいでしょ。因みに私は5%よ。」
その問いに少年?は当然のように言った。
承「今のは、10%ではない。…………
0.5%だ。」
幽「‼︎‼︎‼︎⁉︎」
えらく、驚いているな。それもそうか、てかなんで俺はどっかの魔王みたいなこと言ってんだ?
承「全てのスタンド能力の合計の0.5%だ。」
幽「冗談でしょ。たった、0.5%でこれって。100%でやったらどうなるのかしら。」
承「さあな。俺もやった事がないから知らねえな。ただ50%以上はデメリットがあるからあまりしたくないぜ。100%なんかしたら、間違いなく、100%でやった部分が消し飛ぶだろうな。」
このやりとりをしている間にもお互いの拳がぶつかりその度に大気が弾けている。
そうこうそしているうちに5分以上も殴り合いお互いにダメージが溜まっていた。腕の骨が折れたり、足から大量の血が出てたりしていた。
承「やれやれだぜ。ここまで、苦戦するとは思っていなかったぜ。」
幽「そうね。確かにこんなに長くなるとわね。でもそろそろ終わりにしましょう。」
承「ああ、そうだな。」
承•幽「「俺(私)の勝ちでな(ね)」」
そう言うと、お互い相手の顔面目がけて拳をくり出した。しかしやはり、妖怪と人間では妖怪の方が強い。俺より幽香の拳が早く当たる。
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