第四話
どうも、森を消し飛ばすという事件からはや半年が過ぎました。
え、時がたつのが早いって?そんなことは気にするな。今からその半年の中であったことを話していくぞ。
これはとある街で起こった出来事だ。
「だいぶアクマとの戦闘にも慣れてきた気がするな」
何故急にそんなことを呟いたかというと、この町に辿り着くまでにレベル1のアクマとはいえ複数の数を同時に相手にしても倒せるようになってきたからである。
今はまだレベル2のアクマと戦っても勝てるかはわからないが、いずれは戦うことになるわけだからもっと強くならなくっちゃいけないんだよな~。
ん?
あれは、原作主人公のアレン・ウォーカーではないか、なんか知らんが追われてるみたいだが大方借金取りから逃げてんだろうな~(笑)。
おっ、どうやら借金取りを撒いたみたいだな、そんじゃちょっくら接触してみますかね。
そう思いながら屋根の上から飛び降りた。
「ふう~、やっぱり建物の屋根から飛び降りるのはまだ慣れないな」
「っと、そんなことよりもアレンは、どこにいったかな~と」
とはいえ一先ずでアレンの向かってる方向に飛び降りたわけだからもう少ししたら多分来るだろうし待ちますか。
待つこと数分
おっ、やっと来たよ。だいぶ辺りを警戒してるみたいだけど、たぶん警戒しているのは借金取りなんだろうな。
一先ずで声でも掛けてみますか。
「お~い、そこのお前」
狐面を顔に付けている状態です。
「!?
(誰でしょう?)はい、何ですか?」
「見た感じお前のその左腕イノセンスか?」
まあ、原作を少しだけ知ってるから間違ってはいない筈だ。
「!!」
「お、その反応からして当たりみたいだ」
「だとしたらどうするつもりですか?」
「まあ、そんなに警戒すんなよ。俺のこの右目もお前と同じ様に寄生型のイノセンスなんだよ」
狐面を外した。
「えっ!? そうなんですか」
「ああ。そして、名前は天野レイだ。俺のことはレイって呼んでくれ」
「所で幾つか聞きたいことがあるんだが、いま大丈夫か?」
「はい、わかりました。
僕はアレン・ウォーカーです。僕のことはアレンと呼んでください。
答えられる範囲内なら大丈夫ですよ」
「そうか。
そんじゃアレンお前はレベル1のアクマなら同時に何体くらいなら相手にすることが出来る?」
「大体五体位までならいけると思いますよ。
それがどうかしたんですか?」
「なかなかやるな。
いや、ちょっと気になっただけだ」
「いえ、僕なんてまだまだですよ」
「そうですか」
まあ確かに、原作開始した時の描写では十体くらいを纏めて倒したりしてたからな。
「そうか、所でお前はエクソシストになる気でいるのか?」
「はい、そのつもりでいますがどうかしたんですか?」
「いや、俺もエクソシストになる為に旅をしながら修行してる途中だから気になってな」
「そうなんですか、レイもエクソシストになる為に修行をしてる途中何ですか。
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