行くぞ、兄弟よ合体だ!
「それに兄弟どうやればあのような事ができるのだ?」
「「そうだな……我等は毎日の筋トレと組手でここに至ったのだ。これでマスターとローマを守れるのだ!あれ、ところでマスターは?」」
「そういえば……途中から姿を見ていないな………」
「まさか、敵の手に……」
「そんなはずあるか、探すんだ!」
「ん?今何か踏まなかったか?」
竜牙兵が足元を見ると
「アバババッバババババババ………」
「「「「「マ、マスターーーーーーーーー」」」」」」
マスターがぶっ倒れていた。
「何が起きた!」
「マ、マスター、マスターがーーーー」
「どうすれば!どうすれば!」
ここに竜牙兵はいままで一番の混乱に陥った。大勢の筋肉が右往左往しあるものはロムルスに祈り、あるものはスクワットを始めだす
その騒ぎを聞き付けて
敵サーヴァントがマルタに合わせて撤退したためにこちらに向かっていたジークフリートが到着してすぐにだき抱えて体調を見る。
「魔力の使いすぎだな。急激な消費に体がついていかなくなったんだ。もともと体力が低下していたからな……暫く休めば目を覚ますだろう」
「良かった、本当に………」
「どうなる事かと……」
敵のサーヴァントは全員撤退、残ったワイバーンやスケルトンの殲滅の順調に続いていた
しかし、城壁や門や各防衛施設の損傷は激しく。さらに投石機やバリスタの弾も不足気味であった。
次の侵攻を防ぐほどの余力はリヨンには存在しなかったのだ……
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