バレンタイン戦線異常なし〈後半〉
「わかった私がみてこよう」
そしてエミヤと数人のサーヴァントが様子を見に行ったのだが……
「走れ!!」
エミヤが慌てて戻ってきたのだ。その方向を見てみると
「GAYYYYYYYYYaaaaaaaaa」
バレンタイン殺すマン×24
「逃げろ!デーモンがダース単位で襲って来やがる!」
まともに戦っても戦闘むきのサーヴァントがおらず正面からの戦闘を避けるべく
彼らは分散してジャングルに逃げ込む
だが
「森ヒトデだ!」
「何でこんな所に魔猪が居やがる!」
ジャングルの中はそれを上回る驚異が潜んでいたのだ
「畜生!残っているのは?」
「さっきシェイクスピアがワイバーンにさらわれたから4人だ!」
その問いにエミヤが答える
「いやはや、ここまでの魔境が残っているとは。まさか私が親指かむかむをつかうことになろうとは」
「さすがです、殿!」
残る二人のフィンとディムルテッドも息を整えるのだが
「間違いなくあの年増師匠の差し金「六匹追加だ!」師匠オオオオ」
クーフーリンがそう言うと同時にモニターが開き魔猪が出現して
「ブモオオオーーーーーー」
「殿ーーーーーーーー!」
そして流れるように魔猪はフィンに突っ込み綺麗に放物線を描いてフィンが跳ぶ
「逃げろ!」
「助けてくれ!」
「ヴぎゃあああああ」
その日島から悲鳴が絶える事はなかった
それから一週間
さすがと言うべきか数日で体勢を建て直し。まず、いつものごとく離れた所に飛ばされ木の根本でガタガタ震えていた主人公を回収
主人公の指揮のもと魔獣に耐えられるような施設の建設と防衛を繰返し
日夜襲いかかってくるドラゴンや魔猪、ローマと叫ぶ謎の原住民を跳ね返せるようになった。
ようやく安定した生活を始めたのだが
いつものようにエミヤが主人公が持っていた鍋で海魔の脚とワイバーンの腕を煮込んでいると偶然にも蜘蛛が鍋に落ちてしまったのだ
そこからまた新たな恐怖が始まる。
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