ハーメルン
俺の一族がレアモンスターなんだが。
ドキ!骨と筋肉のマッスルカーニバル

「諸君!ついにこの時が来た!!」

「今日恐らく人類は滅んでしまうだろう」

「ならば、それを受け入れるか?」

「答えは否だ!!」

「もう死を怖れるのは嫌だ!我々は生きる!」

「しかし、相手は強敵だ!なら、諦めるか?」

「そんなことはありえない!我々は戦う!!」

「全ては未来のために!!」

「「「「「「オオオーーーーーーーーーー」」」」」

さて、質問を受け付けようか?
何をしているかって?演説さ!理由は彼等が喜ぶから

誰にだって?

竜牙兵にだよ

何?竜牙兵に見えないだって?

大丈夫、僕にも筋肉ムキムキのおっさんに見える
君は正常さ!


こうなった原因は今から5日前だ…………





魔術の中には竜牙兵と言うものがある

それは名が表すように簡単に言えば竜の牙から生まれた兵士で一種のゴーレムのような存在であり簡単に戦力が増やせる。魔女メディアが使っていたあれである。
しかし、多くは骨が組み合わさったような姿でサーヴァントはびこる戦場では耐久に難があってあまり役にたたないと思っていた


思っていたのだ…………
5日前、自分が寝ているとまたしても夢に先祖が現れたのだ。その祖先はトーガを纏っておりローマで石工をしていた人物で彼は自分に竜牙兵の作り方を教えてくれた。

翌日、彼の教え通りに試しに竜牙兵を作ってみた

竜の牙にbel l issimoと彫りこんで………工房の地面に投げた

すると

工房の地面から筋肉ムキムキのローマ風のおっさんが生えてきたのだ………………
うん、何かがおかしい

竜牙兵ってスケルトンみたい「おはようございますマスター」 うん?

「……………喋った?」

「はい」

自分には手に負えなかった。なので………

「助けてダ・ヴィンチちゃん!」
専門家の出番だ

「今度はどうした!何をやらかしたんだい……」
「こいつなんだけど……」
そう言って床から出てきた竜牙兵(仮)を見せる
「美しい!なんと言う筋肉と骨格の調和だ!筋肉も堅くもあり柔軟さがあり、なんてい「ていっ!」痛っ」
長くなりそうなのでカットする
「で、彼は誰なんだい?見ない顔だけど……」
「たぶん竜牙兵」


「…………はい?」


「竜牙兵?」
ダ・ヴィンチちゃんは竜牙兵(仮)を指差す
「たぶん……」
「詳しく話したまえ!!」
ここでダ・ヴィンチちゃんに先祖の事を抜いて今朝の出来事を話す。


「君の話が本当ならば彼は竜牙兵だ。検査によると彼は工房の床と同じ材質で構成されている。言わばゴーレムの一種と言って大丈夫だろう」
そうなのか

「でも人間っぽいのは?」
「竜牙兵の伝説では牙を投げられた地面から人間と同じような存在が生じている別に不思議ではないだろう」
「何でこうなったか分かる?」
「正直わからない………どうせ君の魔力の量がおかしいせいだとだと思うよ」
なんだかなげやりになってきたなダ・ヴィンチちゃん

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