カピトリヌスの丘に舞う緑コート
さて、マシュの訓練があったりスケルトンを見つけて竜牙兵が暴走したりといろいろあったが無事に大聖杯のある空洞にたどり着き
空洞に突入したはいいのだが………
今度は本家竜牙兵と竜牙兵(筋肉)の戦いが始まった
「喰らえ!我が筋肉によるアンクルホールド!」
「カタカタ」
「筋肉がない状態でありながらこの力!素晴らしい」
「カタカタ!カタ」
「何?貴様の筋肉と私の魔力どちらが勝つか?だとよかろう勝負だ宿敵よ!」
「一度バラバラになって私の攻撃を避けただと!」
「カタ……カタカタ」
「いや恥ずべき事は何もない!こちらも全力を出すまでだ!」
「カタカタ!」
「お前ら武器を使えや!ーーーあと何普通に会話してるんだ!ーーーーーーー」
「先輩………突っ込むだけ無駄だと思います」
「そうだよね……」
暫くすれば収まるはずだ。まあ、あんな成りだけれどもそこらの雑魚には圧勝してるし大丈夫だろう
しかし、相手は魔女メディアがつくった竜牙兵だしな…
と言いつつ観戦する
「宿敵よ!再び会わんときには兄弟として会おうぞ!」
どうやら決着がついたようだ。
いろいろ言いたい事があるが自分の為に戦ってくれたのには変わらない。笑顔で帰ってくる骨と筋肉を迎える
…………ん? 骨と筋肉?
イヤーいい試合だったなーみたいな空気を出すなお前ら
「何でいる?」
「帰る所がないらしくて……」
「らしくて……じゃないよ何で拾ってきたんだ!」
こら、そこの本家竜牙兵捨てられた子犬のような雰囲気を出すな!というかどうやって感情表現してんだよ
拾わないぞ!ダンボールに骨が入っていても
「ローマよ!別によいではないか。我にもかつては敵だった友がいた!」
「まあ、一度は殺しあってできる仲間もいるさ」
一方こちらは古代の英雄達、思考回路が見事に古代のまんまですありがとうございます。
その後、筋肉の圧力とサーヴァントに負けた訳だが
まあ、メディアさんがとっくの昔に脱落してる為に魔力が尽きれば元の牙に戻ってしまうらしくこれからどうしたらいいか………と思ってたらしい(翻訳)
だが、
「そんな魔術知らないぞ……」
そう、自分は鉱石魔術はできるのだがそれ以外がさっぱりで契約についてはからっきしなのだ
「……ということで任せたキャスター」
なので丸投げである
「まあ、俺も言い出したからな……ほらよ!あの魔女がいなけりゃ簡単だな」
さすが困った時の万能ルーン兄貴!
「やったな!新たな兄弟よ!」
「カタカタ!」
至る所で号泣する筋肉と骨が抱き合う謎の光景が発生する。いや、好んで見たくはないのだが……とにかくシュールだ
それからは本家竜牙兵を見かけたら仲間に誘いながら大聖杯へと前進していく
まあ、戦力が増えていいけど
「なんだ……貴様らは」
「通りすがりの一般人一行ですが」
「そんなわけがあるか!どこに骨と筋肉の大群を引き連れて歩く一般人がいる!キャスター!これはお前の仕業か?」
「一部はそうかもしれないが……基本は関わってないな」
「そうか……ならば!」
そう言ってアーチャーは自分に向かって矢を放った
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