ハーメルン
月兎耳のべるの活動報告
ぷろみすみー。うぃざあどゆーについて
2020年02月22日(土) 21:00

今回の作品はプロット交換祭りによって生まれた作品です。
言い出しっぺは自分で、プロット作って交換して約1万文字くらいで仕上げようねって感じでやってました。
かりほのいおりさんから渡されたプロットを見て頑張って書いて、
結果出来たのは2万7千文字の怪作でした。
短く削る事の出来ない自分の才能の無さと興が乗りすぎたのを恥じるばかりです。まる。

それはそうとそうと、『かりほのいおりさん』からそのプロットについて
公開しても良いというお話をいただきましたので、この場を借りてプロットを公開させて頂きます。
作品は可能な限りプロットどおりにしてみましたので、比較して楽しんでみてください。

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夏休みも中盤。クラスメイトの気になるあの子と偶然会って話も弾んだその日の夜、俺と彼女は死んだ
夜の公園によくわからない怪物が現れて、変なコスをした彼女は魔法を使っていた
目覚めると一週間前。ニュースを見ながら、朝ごはんを食べてるところだった、隣の市で不審火が多発してるらしい。全く同じように進み、そしてまたあの日がやってくる
家にいるように言いつけるも結局彼女は出てきてしまう、主人公を庇い吹き飛ばされる彼女
腹にが吹き飛び、もう瀕死の状態。幻覚かと間違われながらも、最後まで話す
こんな場所にいるはずない、こんな格好見られたくなかったな(ここら辺に適当な会話を入れる)
花火大会に一緒に行こう、死際に誘われてそれに承諾するもの返事はない。彼女はもう息絶えていた
だから、主人公は彼女を救うためにもう一度やり直すことにした。見捨てる選択肢もあった、自分だけ生き残る道も、それでも約束してしまったから
何度か試行錯誤するも自分だけじゃ倒せない、出現場所と時間は掴めた、夜の公園、9時32分
しかし決め手がない、爆発は効かない、試しに車を突っ込んだところで自分が死ぬだけだ
彼女の魔法も通用しない、手詰まり
やり直し、朝のニュースを見てハッとする、もしかしたら慌てて家を飛び出して隣の街へ向かう
他の魔法少女もいるんじゃないか、ならばそいつに助けを求めればいい
これから起きるはずの火事、確かにその火事は怪物が原因だった
目的通り魔法少女に会う、魔女を自称する彼女に願うも態々リスクを負いたくないと払われる
たまたまアイツの能力と自分の能力が噛み合っただけで運が悪ければ自分が死ぬ
けど、少しだけなら手を貸そう
能力は物体を剣にする能力、なんでもないサインペンを渡される(能力と渡されたものは隠したほうがいいかもしれない、戦闘シーンに種明かし)
それを使えば倒せるだろう、もし倒せたらお前は私の駒になれと言われる

夜の公園、現れるのを待ち構える
勝負は一瞬だと分かっていた
黒い煙が地面から立ち昇る、次の瞬間それを突き破ってこちらに飛びかかってくる異形
読めていた、頭をほんの少し屈めて必殺の打撃をすれすれで避ける。この次の一撃を交わせない、もう左腕は動き始めている
ここで、決める
手に握ったサインペン、指で蓋を弾き飛ばす
次の瞬間手に無骨な剣が現れた、ピタリと狙い通りに剣へと敵への左拳が吸い込まれていく
切れ味は殆ど感じなかった、真っ二つに切り裂かれて敵は倒れた
名前を呼ばれる、ようやく彼女が現れる
どう説明しようかと振り向くと、次の瞬間彼女が後ろ!と叫んだ
再び敵が動き始めていた、振りかぶられた右手の影が体を覆う
ここまできてやり直しかよ、そう思ったところで
ちゃんととどめをしっかりしろよ駄犬と声が聞こえた
どんどんどんと何かが突き刺さる音がした、衝撃がこない、目を開けると地面に貼り付けにされた敵
いい戦いだった、思わぬ拾い物だ
来てたのか
お前が死ぬところぐらい見届けてやろうとな、まさか勝てるとは思わなかったよ
さて帰るとしよう、約束は覚えてるな?
……あぁ
待ってくださいとようやく彼女が動き始めた
どうして貴女がここにいるんですか、約定は
何、助けられたから私は快く手を貸しただけだ

お前も行くぞ、そう言われて自分も行くのかと苦笑い。ヒロインに向けて言葉を投げかける、花火見に行こう、という言葉は言えなかった。ずっと前にした約束で、相手は覚えていないから
代わりに「久しぶり、また学校で」とだけ言う

ぽかんとした彼女を置いて魔女を追いかける
彼女の能力で空を飛びながら、尋ねられる
お前は何者だ?
普通の学生です
ありえないね、一撃目は絶対に知ってなきゃかわせなかったはずだ
お前に物凄い反射神経があるのかと思ったが、それなのに最後の不意打ちを棒立ちになるはずがない
改めて聞く、お前は何者だ
冷たい視線、背中に冷たい汗が伝う
一難さってまた一難、さてなんて答えるべきだろうか
(終)

起 主人公死亡、はじめのやり直し
承 直面する死、1人だけ覚える約束
転 倒せない敵、魔女との契約
結 最後の戦闘、『はじめまして』

主人公 一人称は俺、能力はやり直し
ヒロイン 一人称は私、地味、目隠れ、本を読むのが趣味 能力は氷結
自称魔女 一人称は僕、能力は物体を剣にする
敵 突然変異、魔法少女の能力を無効化するが、普通の物理は効くため剣で普通に切れる

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ちなみに自分はアサルトゲーマーさんに300文字くらいのプロットを渡してました(震え声)
お前プロットすかすかじゃんかよぉって言われました。ごめんなさい反省してます
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