作者:トマトルテ
遥か昔、出雲の国にて新たな神が生み出されようとしていた。
神の名は建御名方神。またの名を八坂神奈子という。
神を生み出す方法は簡単。神降ろしの儀式として、1年を通して美しい少女を神と崇めて、最後に神そのものと為るように全てを神に奉げさせるだけ。そして、少女を神そのものとして扱うために、人々は穢れを知らぬ8歳の稚児を神官として少女に仕えさせた。
これはそんな少女と小さな神官の、1年間の記憶を記した物語である。
※神奈子様は神霊。ようするに元となった霊が居るので、その元となった少女と少年のお話を書きました。
三話で完結させる予定。後、年の差的におねショタとなります。
~目次~
◇一話 神様との出会い
◇二話 神様と人間
◇三話 神の名は
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