作者:青森の桜前線
今から140万年前。正史では原人と呼ばれるホモ族の祖先が地球を闊歩していた頃、そこには文明があった。猿人など見当たらない、ましてや石器や焚火の痕跡すらない。そこには“科学”があったのだ。真っ白な道が走り、紺碧の壁を施したビルが空を指すようにそびえ立っていた。しかし、そこに暮らす人類は決して平和ではない、命の危険を感じるほどの存在が近くを跋扈しているからだ。
“妖怪”。何時からか、誰がそう呼び始めたか、その者たちは人間を喰らった。当たり前であるかのように。人は妖怪を恐れ、妖怪は人間を食べる…。そんな理が、神から課された原罪のように大地に蔓延っていた。
これは、人と妖怪の共存を望み、己の運命に絶望しながらも、ただ夢の為に生きていく………、一匹の妖怪の物語である。
※以前占いツクールにて書いていたものを新たに書き直したものです。
クロスオーバー要素は第五章までお待ち下さい。
~目次~
[1]次 最初 最後
◇序章 神の子
第一章 武闘祭篇
◇第一話 白狼の里
◇第二話 修行
◇第三話 下山、そして…
◇第四話 鬼と虎を冠す者
◇第五話 武闘祭
◇第六話 血に染まる鬼
◇第七話 絶望の始まり
◇第八話 盲目の鳥
第二章 月の都篇
◇第九話 八意永琳
◇第十話 鬼の里へ
◇第十一話 木花咲耶姫
◇第十二話 動き出す計画
◇第十三話 早すぎる再会
◇第十四話 永琳の気持ち
◇第十五話 ハクの気持ち
◇第十六話 決意の夜
◇第十七話 嵐の前
◇第十八話 火急を告げる鏑矢
◇第十九話 第二次人妖大戦
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