作者:セパさん
〝カルネ村〟
それは今や名を言うも憚る魔窟。一説にはリ・エスティーゼ王国やバハルス帝国を下す程の軍事力を誇り、様々な異形種が人間と共存しているという。
事実、王国の第一王子バルブロ・アンドレアン・イエルド・ライル・ヴァイセルフが率いた5000の兵は、この村を最後に忽然と姿を消し、遺体すら見つかっていない。
そして、その魔窟を束ねるは、〝覇王エンリ将軍〟。
その力は悪霊犬を片手で捻り潰し、剥がし取った髑髏の杯で血を飲み干すという程。配下には5000を越えるゴブリンを持ち、手足の様に扱うという。
この物語は、そんな〝鮮血のゴブリン大将軍〟の恐ろしさを記した物語である。
……というのは嘘で、エンリさんが苦悩しながらカオスになっているカルネ村を頑張ってまとめるお話です。ゴブリンになった気持ちでお読み下さい。
~目次~
◇エ・ランテルへの行軍
◇カルネ村の接待 前編
◇カルネ村の接待 後編
◇短閑話 アインズ様の憂鬱
◇閑話 混迷するカルネ村
◇将軍閣下の徒労
◇カルネ村の衣食・祭り
◇【短閑話】エンリ将軍閣下まだまだ修行中!
◇宝物殿での一幕
◇【前日譚】ンフィーレアのプロポーズ
◇エンリ将軍閣下の普通の一日
◇ドワーフの鍛冶職人達
◇人狼神官への試練
◇釣り餌に食い付く者
◇杞憂と決意
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