作者:ルシエド
少し照れたように、彼女はそう言った。
滅びゆく世界があった。
世界の全ては燃え尽き、怪物が星を埋め尽くし。
生き残った人類は、僅かに残った土地に引きこもり。
神の結界に庇護され、希望も無くなんとか生きていて。
人類は戦うすべもなく、星を取り戻す方法もなく、辛酸を舐めながら結界に籠もり――
「世界よりも大事な人が世界のための生贄になるなら、世界の方を壊せばいい」
「皆に笑っていてほしいから、世界を壊すやつは許さない」
――今もなお、人類は人類同士で殺し合い、狭い世界で潰し合っていた。
世界を滅ぼした怪物と神々に、ではなく。
人は人に対し、その刃を向けていた。
※この作品は作者の勇者であるシリーズ原作の別作品群と少しだけ世界観の繋がりがありますが、知らなくても何も問題はありません。何なら原作見なくても大丈夫。
~目次~
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◇第一夜
◇2
◇3
◇第二夜
◇2
◇第三夜
◇2
◇3
◇第四夜
◇2
◇3
◇4
◇第五夜
◇2
◇3
◇4
◇第六夜
◇2
◇3
◇4
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