作者:竜華零
鬼、と呼ばれる存在がいる。
人間よりも遥かに強い力を持ち、時として人間に害をなす存在として、古くから恐れられてきた存在である。
しかし時は大正。
鬼は多くの神や妖怪同様、子供騙しのお伽噺に過ぎなくなっていた。
今や大人も子供も「そんなものいるわけがない」と笑い飛ばしてしまう。
しかし、鬼は実在する。
彼らは今も闇に潜み、人を襲い、喰らっていた。
神隠し。未解決の誘拐事件。その多くは鬼の手によるものである。
そんな鬼の魔の手から、人々を守るべく戦う者達がいた。
背に「滅」の一字を背負い、日輪の刀で鬼を斬る。
彼らの存在を知る人々は、畏敬の念を込めて彼らをこう呼んでいた。
――――鬼狩り、と。
この物語は、ある鬼狩りの少女の生涯を描いた物語である。
少女の名は、煉獄瑠衣。
鬼狩りの組織「鬼殺隊」に所属する少女に対して、この過酷な世界は、残酷な現実を、重圧を、宿命を与え続ける。
はたして彼女はそれらに打ち勝つことができるのか、あるいは潰されてしまうのか。
それはまだ、誰にもわからない――――。
以下の点にご注意の上、お楽しみ下さい。
1)本作は吾峠呼世晴「鬼滅の刃」(集英社)の二次創作です。
2)オリ主ものです。
3)キャラ崩壊・原作改変の可能性があります。
4)パロディ要素が含まれる可能性があります。
5)オリジナル展開・独自解釈が含まれる可能性があります。
6)オリジナルキャラクター及び道具が登場する可能性があります。
~目次~
[1]次 最初 最後
◇プロローグ
◇第1話:「臆病者の夜」
◇第2話:「鬼狩り」
◇第3話:「柱」
◇第4話:「下弦の肆」
◇第5話:「零余子」
◇第6話:「上弦の肆」
◇第7話:「炎の呼吸」
◇第8話:「蝶屋敷」
◇第9話:「竈門炭治郎」
◇第10話:「無限列車」
◇第11話:「幸福な夢」
◇第12話:「旭榛名」
◇第13話:「ヒノカミ」
◇第14話:「上弦の参」
◇第15話:「責務」
◇第16話:「目覚め」
◇第17話:「しきたり」
◇第18話:「蠢く者達」
◇第19話:「鬼と人」
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