作者:ノノギギ騎士団
記録される限りにおいて最悪の獣狩りの夜は明けた。ヤーナムは幼年期の上位者が棲まう揺籃となり、そして、二〇〇年以上夢を見続けている。ある時、狩人に連なる4人が外界に学びの機会を得た。魔法と呼ばれる神秘に触れるため、彼らは魔法界に訪れる。「黄昏のヤーナムに、最も新しき夜明けをもたらすために」
上位者狩人様がうっかり分裂した結果、発生した仔がホグワーツとの関りを通して、一種ループに陥っているヤーナムの謎に触れていく物語です。
──貴公、原作と原作者、ゴースあるいはゴスムに敬意を払いたまえ。この先、お辞儀が有効だ。
~目次~
[1]次 最初 最後
1年生まで
◇ヤーナム紀行[クィリナス・クィレルの手記]
◇幼年期の揺籃
◇来訪者、ヤーナムに至る
◇上位者的奇行の福音
◇小さな狩人達
◇ダイアゴン横丁
1年生
◇出立と登城
◇組分け儀式と秘匿
◇一週間と奇行
◇四階の廊下探索
◇ハロウィーンの夜
◇選ばれし者
◇クリスマス・プレゼント
◇みぞの鏡
◇ビルゲンワースの閉じた瞳
◇聖なる日、夜警紀行
◇秘石と秘密
◇処罰と銃
◇秘匿に挑む者
◇罠
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