作者:ペンギン3
アリス・マーガトロイドは魔術師である。
人形の自立化を目指し、日々研鑽の日々を重ねていた。そんな日々の中で、彼女は転機を得る。日本の冬木と呼ばれる土地で、特殊な降霊術の儀式が行われているとの情報を得たのだ。アリスは自らの研究の為に、単身冬木に渡る。
遠坂凛は警戒していた。
ルーマニアから態々留学に来るもの好きは、冬木に伝わる聖杯の仕組みが目的だそうだ。だがそれだけでは済まないだろう。魔術師なら必ずこの奇跡を生み出す万能器に、幻想を抱く。そう思いつつも、アリスに大量の宝石をチラつかされて、アッサリと屈してしまった凛。策士め、と罵りつつ監視するために自らの屋敷にアリスを招き入れた。
2人の研鑽、そして青春の1ページが遠坂邸にて今、繰り広げられようとしていた。
~目次~
[1]次 最初 最後
◇プロローグ ブクレシュティの人形師
◇第1話 遠坂邸の邂逅
◇第2話 コペンハーゲンで人形は踊る
◇第3話 桜色狂想曲
◇第4話 決意は暗がりの中で
◇第5話 アリスの休日
◇第6話 私が彼を愛するためには
◇第7話 その湖はどう見えたか 上
◇第8話 その湖はどう見えたか 中
◇第9話 その湖はどう見えたか 下
◇第10話 虎が廻る輪の中は
◇第11話 詠鳥庵へようこそ
◇番外編 クリスマス・イヴの過ごし方 前編
◇番外編 クリスマス・イヴの過ごし方 後編
◇第12話 宵闇の中で見つけたものは
◇第13話 行き交う中での迷いもの
◇第14話 穴蔵の中に潜むものは
◇第15話 とある喫茶での、ほんのひと時
◇第16話 麻婆パニック
◇番外編 4月馬鹿だから出来ること
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