第18話 これからについて
「流石はアインズ様。素晴らしき判断でございます」
「世辞はよい。この程度誰であっても同じ対応をするだろうからな」
つまらなそうに言いながら、アインズは内心胸をなで下ろした。セバスやシャルティアからは特に何も言われなかったので問題はないだろうと考えていたが、やはりナザリックでもトップクラスの知恵者であるアルベドに太鼓判を押されると気が楽になる。
まだ捕獲の連絡はないが、これで後顧の憂い無く、商会運営に力を入れられるというものだ。
かつてリアルで生きていた時、プレゼンが終わった後に感じる解放感、それに似た気持ちがじわじわと湧き出てくる。
実際本番はこれからなのだが、現状用意出来た商品や成功した商談、ガゼフとの会談での手応えを見るに、成功は間違いないだろう。と楽観しながら今は解放感に身を任せることにした。
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