エルザが格闘戦をしようとすることに疑問を抱く綱吉
綱吉(態々俺に合わせて戦うとは・・・)
そんなことを考えているとエルザが突っ込んで来た そして右腕を振り返り強烈な一撃を叩き込んだ
エルザ「はあッ!!」
綱吉は咄嗟に両腕でガードし直撃を阻止する しかし
綱吉「ぐっ⁉︎(重っ・・・)
その一撃は綱吉の想像を超える一撃で、両腕が痺れ痛みが走った 綱吉が初めて苦悶の表情を見せる
すかさずエルザは2撃目を綱吉の腹に叩き込む 両腕が痺れていたせいでガードが遅れモロに受けてしまった
綱吉「がはッ!?」
綱吉はそのまま数メートル飛ばされ、地面に激突してもすぐには立ち上がれず両膝をついて咳き込んでいた
綱吉「ぐっ・・・ゲホッゲホッ・・・(くそっ モロに食らった!)はっ⁉︎」
綱吉が上を見るとエルザが蹴りの態勢に入っていた
エルザ「休んでる暇は無いぞ ツナッ!」
エルザは右脚を振り上げ、踵落としをやろうとしていた 綱吉は既のところで転がって回避する 自分がさっきまでいた場所は無残にも砕かれていた
エルザは回避した綱吉を見ているだけで追撃をせずにいた その間に綱吉は腹を押さえながら呼吸を整えていた
そんな綱吉の状態を見て皆心配していた
ルーシィ「ツナ 苦しそうだね」
グレイ「エルザの一撃がモロに入ったんだ 寧ろ気を失ってないことに驚くぜ」
皆がそんな話しをしているとき ミラは2人の所に向かおうとしていたが
ラクサス「おい 待てよミラ 何をするつもりだ?」
ミラは止められたことに不機嫌になりながらも
ミラ「決まってるでしょ 戦いをやめさせるのよ 戦いならもう充分でしょ」
ラクサス「何ふざけたこと言ってやがる そんなことさせる訳ねえだろ」
ミラ「ラクサス、本気で言ってるの・・・」
ラクサス「当たり前だろ 勝敗が着くまでじっとしてろ」
ラクサスは右手に雷を纏った
ミラ「ラクサス・・・」
ミラとラクサスは互いに睨み合う 張り詰めた雰囲気が辺りに漂う S級魔道士の威圧のぶつけ合いに周りの皆も焦り始める
ルーシィ「ちょ、ちょっと2人ともっ⁉︎」
グレイ「おいおい、なんで2人が戦う感じになってんだよ」
リサーナ「ミラ姉 何やってるの⁉︎」
フリード「ラクサス お前もだ!」
皆が2人の間に入り必死に止めようとしていた
ラクサス「ミラ お前の気持ちは分からねえでもねえ だがな あいつは自分の意思であそこで立って戦っているんだ お前だってそれを許してあいつを送ったじゃねえか」
ミラ「それは分かってるわ! だけどもう見てられないのツナが苦しんでる姿を! 勝敗ならエルザの勝ちでいいでしょ⁉︎」
ラクサスはミラの言葉に怒り
ラクサス「ミラァ!」
ラクサスの怒鳴り声に興奮していたミラは落ち着きを取り戻す
ラクサス「ミラ それは言っちゃいけねえよ そいつはあいつに対する侮辱だぜ そいつはなぁあいつの誇りを汚すもんだ 確かにお前が行ってやめさせればツナはこれ以上傷つかねえ だがな覚悟を決めて戦うことを決めたあいつはどうなる?」
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