第3話 事実発覚!え、悟空の兄ちゃん?
悟飯のメニューを考えて数年後、ラカノン、悟空、悟飯はカメハウスへと向かっていた。
「そろそろか、カメハウスに向かうのも俺は久しぶりだな」
「仕方ねぇさ、ラカノンは修行で忙しかったし悟飯の面倒も見てたんだ。けどじっちゃんきっと喜ぶぞ!」
「そうだね!お父さんとラカノン兄ちゃんが育てた野菜いつも美味しいって言ってるよ!」
ラカノンは武空術で、悟空と悟飯は筋斗雲に乗って空を飛んでいる。向かっている理由は野菜を届けるためなのとご近所付き合い、ようは最近の報告をするため向かっている。
「そろそろだな・・・ん?」
「どうしたラカノン?」
「いや、多分俺の気のせいだろう・・・」
(どういうことだ・・・?宇宙から悟空と同じくらいの戦闘力を感じる。俺には及ばないがそれでもかなりの強さを持っていやがるな・・・)
ラカノンはかなり大きな気を感じ取った、しかし宇宙から来るということは基本的には良いことではない。それこそ自分が居たフリーザ軍がやるようなことだろう。
(まさかな・・・)
「悟空、空の方にちょっと意識を向けてくれないか?」
「え?いいけんど・・・でけぇ気を感じるな。とびっきり悪い気ってわけじゃねぇがいい気ではないことは確かだ」
「あぁ、一応気を付けてくれ」
「え?どうしたの?僕には分からないや・・・」
「悟飯はしょうがないさ、最近になってやっと気を感じ取れるようになったしな」
そんな会話をしながら俺達はカメハウスへと飛んでいく。しばらく飛んだ後だろうか、海の向こう側、小さな島にポツンと佇んでいる小さな家が見えてきた。
「あ、やっと見えてきたな。ここまで以外と遠いからいい修行になるぜ」
「僕は筋斗雲に乗りながらになっちゃった・・・」
「おーいじっちゃ~ん!元気だったかぁ~!!!」
ラカノン達3人がその島へと到着する、するとカメハウスの中から何人か人影が出てきた。
「おぉ、久しぶりじゃな悟空、ラカノン。元気じゃったか?」
「本当に久しぶりだな悟空!最近だとラカノンが来ていたから会えなくて結構寂しかったんだぜ?」
「ははは、オラも嫁さん貰ったかんな。それにラカノンが修行だからっていつも運んでくれんだ」
「ここまで来るの中々時間かかるからな、いいトレーニングになるんだよ。ただちっとばかし重力が軽くて動きにくいけどな」
そんなことを話ながら時間は経っていく、するとブルマがあることに気づいて悟飯の頭に指を指す。
「あら!ドラゴンボールじゃない!しかも四星玉!」
「あぁ、なんせじっちゃんの形見だかんな。オラの息子の名前も悟飯だしきっとお守りになってくれるっと思ってよ」
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