第3話 事実発覚!え、悟空の兄ちゃん?
「なるほどな、自分のじいさんの名前をつけたのか。悟空にしてはいいセンスしてるじゃないか!」
「おいおいよしてくれよクリリン~」
「じゃが悟飯のやつもきっと守ってくれよう。なにせワシの一番弟子じゃからな!」
ドラゴンボールや祖父悟飯の話をして更に盛り上がっていく。しかしその楽しい時間をかき消すような轟音と共に何かが近づいて来ているのが分かってしまった。
「おい悟空、こいつはさっき宇宙の方から感じ取った気だよな?」
{あぁ、間違いねぇ。こっちに物凄いスピードで近づいてんな」
「お父さん・・・僕なんだか怖くなってきた・・・」
「確かにこいつはすげぇ気だな・・・俺じゃ勝てない・・・
時間にして10数秒、もしかしたら数秒だったかもしれない。ラカノン達が感じ取った気の正体が目の前に降り立つ。
「久しいなぁ、カカロットよ・・・!」
砂煙で姿がよく見えない、しかしその声を聞いて真っ先に反応するものが居た。
「ん・・・?ラディッツ・・・?」
「は、え、もしやその声は・・・ラカノンさん??!!!」
「ラカノン知り合いか?」
「いや、知り合いも何も悟空、お前の兄ちゃんだぞ?」
「え・・・オラの・・・兄ちゃん??!!!」
「「「えぇええええええええええ???!!!!」」」
落ち着きを取り戻すまで時間経過
「やっと質問攻めが終わったか・・・」
「すまねぇなラディッツ、いや、今はお前の方が年上だから敬語の方がいいか?」
「勘弁してくださいよラカノンさん・・・」
「いやちょっと待ちなさいよ!何であの2人はあそこまで馴染んでいるわけ?!」
「どうやら前話した惑星ベジータ出身らしくオラが赤ん坊の時からの知り合いらしい」
「そのわりにはラディッツさんの方が年が上に見えるがのう・・・」
「そりゃ俺はこの時代の人間じゃないからな。さっきも話した通り変な空間に巻き込まれて俺はここにいる」
ラディッツは疲れた顔をしている。それもそうだろう、目の前には自分の死んだと思っていた師匠がいて弟と同じぐらいの年とくれば驚かないはずがない。
「にしても何故この星に来たんだ?それに俺はてっきりサイヤ人は全滅したもんだと思っていたんだが・・・」
「サイヤ人は数人ですが生き残っています、今生きているサイヤ人だと俺、カカロット、ラカノンさん、ベジータ、ナッパぐらいだと思います」
「以外と生き残ってんな、それでこの星に来た理由は?」
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