ハーメルン
【デート・ア・ライブ】 デート・ア・ガンダム -武×士道×グラハム- 【機動戦士ガンダム00】
第0話 天使介入
「待ちかねたぞ、少年!」
「行け、少年! 生きて未来を切り開け!!」
「未来への水先案内人はこのグラハム・エーカーが引き受けた!」
「これは死ではない。人類が生きる為の――――――!!」
「生きて未来を切り開け!! 〈ガンダム〉!!」
――――――未来を頼む。
「案ずるな少年。私は既に選んでいる。選んだがゆえに、きみの気持ちを察することもできた」
「いいだろう。そのきみの願い、このグラハム・エーカーが引き受けた!」
「さあ、心置きなく、旅立つがいい」
――――――〈グラハムガンダム〉! グラハム・エーカー! 世界の歪みを破壊する!
士道「俺の名前は五河 士道」
士道「俺自身は 今までも これからも ただのどこにでもいる普通の少年だと思っているけれど、」
士道「これから話す物語は きっと誰にも真実だと受け止めてもらえない 荒唐無稽なものかもしれない」
士道「だから、話半分に聞いてもらってかまわない」
士道「それでも、俺は憶えている限りの全てをこのビデオに記録しておこうと思っている」
士道「俺、五河 士道と精霊たちによる 俺たちの戦争 <デート> の軌跡と――――――、」
――――――グラハム・エーカー。俺たちの守護天使に導かれて到達した“武士道”の物語を。
【デート・ア・ライブ】 デート・ア・ガンダム -武×士道×グラハム-【機動戦士ガンダム00】
士道「俺、五河 士道は 幼い頃に親に捨てられ、五河家に引き取られた養子だった」
士道「だから、自分が引き取られた先で妹になってくれた琴里や、琴里の父さんと母さんとは血がつながっていないってことに、」
士道「そのことを理解できる年頃になってから ずっと埋められない溝のようなものを感じていた覚えがあった」
士道「今 考えると、小さい頃の俺の悩みなんて大したことがなかったように思うけれど、」
士道「その頃の俺には家の中やその周りの小さな街の中が全てだったから、その小さな世界が 一度 壊された後、」
士道「実の両親と一緒に暮らしているような他の子から“みなしご”だなんて心無いことを言われ続けていたら、」
士道「まるで自分は居ちゃいけないみたい子だなんて思えてきて、本当にもう何もかもが嫌になっていた」
士道「正直に言うと、消えていなくなりたかった。誰もいない場所でひっそりと」
士道「でも、この時の孤独感が俺が再び精霊を救う原点だと考えると、何が本当に人のためになるかわからない“運命”ってやつを感じざるを得なかった」
士道「そう、そんな時だった」
――――――――――――
―――――――――
――――――
―――
カァー、カァー、カァー!
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