ハーメルン
悪徳の都に浸かる
013 GO THE EAST


 この自分の弱さが、ロックはどうしようもなく嫌いだった。
 思考を切り替える。いい機会だ。今心の中に残っているこの未練は、今回で綺麗さっぱり消し去ろう。ロックがロックであるために。決別の時がやって来たのだ。
 そう決めたロックは表情を引き締め、女ガンマンの部屋の扉をノックする。当然のように反応はない。
 彼の最初の仕事は、寝起きの悪い彼女を穏便に起こすことだった。

 

 舞台は整う。
 悪徳の都を一旦離れ、東の島国へと彼らは集う。
 鉄と火薬の臭いを引き連れて、狂宴が始まる――――。



 
 

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